「竜の眠る国」 白帝の章



登場人物のご紹介




 
エレオノーラ・シン・ラ・トルラード。
トルラード王国の第一王女。神殿に仕える巫女姫。長い黒髪に蒼い瞳の美貌の少女。15歳。他国からは秘中の姫と言われている。しかし性別は男。
竜に選ばれし者。小動物化している竜であるコナンをいつも伴う。
男装する時の偽名はシンイチ。

コナン。
青竜。普段は小さくなって過ごしている。シンの肩の上が定位置。
人間に変化することができる。仮の姿は、五歳くらいの少年。

キッド・クローディヌ。
身分は男爵の、騎士の家系の長男。
少々癖のある黒髪、長くしていて首の後ろで一つに縛っている。瞳は光線の加減で青紫に見える黒色。長身で端正な顔立ちの若者。23歳。馬術、剣術、体術などなど鍛えられている。
巫女姫に、忠誠を捧げている騎士。

アガサ博士。
国で賢者として有名。称号が博士。若い頃に旅をして各国の情報に詳しい。言語、歴史、文化。国王に仕えている間、シンやランの教師もする。薬草にも詳しくて現在は城下町で店を開く。薬屋。いろんな薬草を取りそろえ、症状によって売る。医師も兼ねている。

シホ・ミーヤ。
博士と一緒に暮らす少女。天涯孤独で博士に引き取られた。薬草に詳しく、博士の後継者として育てられている。
幼い頃からの付き合いがあり、シンとも親しい。

エリエーヌ・ラン・ラ・トルラード。
シンの双子の妹。15歳。立場上、第二王女。国の跡継ぎで将来の女王様。シンと仲がいい。
長い黒髪、青灰色の瞳。美人。

ソノコ・スーディア。
スーディア公爵家の次女。公爵が王弟であるため、シンやランの同じ年の従姉妹。ランと親友。シンとも小さな頃から親しい。嫁いだ姉がいる。焦げ茶色の髪、黒い瞳。美人。

クロサード・ユーサク・ラ・トルラード。
トルラードの国王。
少し癖のある黒髪に青灰色の瞳の涼やかな顔立ち。他国から賢王として評判。自国からは尊敬を集めている。
唯一の欠点は、巫女姫に関すること。

アレキサンドラ・ユキ・ラ・トルラード。
トルラードの王妃。シンとランの母親。長い黒髪に蒼い瞳。美貌の王妃として名高い。

クロウ公爵。
公爵邸があるのは、水が豊かなウェーズ地域。
焦げ茶色の巻き毛に深緑色の鋭い瞳をしている。貫禄のある立派な体付き。

サグル・クロウ。
クロウ公爵家の長男。母親が王妹であったため、シン、ラン、ソノコの従兄弟。ランの婿候補。
ほぼ婚約者同然。亜麻色の髪に薄茶色の瞳。柔和な顔立ち。年の離れた妹がいる。

シエーラ。
クロウ公爵夫人。王の妹。楚々とした外見を裏切って中身は剛胆な人。公爵から言わせれば中身は鷹。

カリン。
シンに仕える侍女。シンが小さな頃から側に仕えていた女性。今ではシンが住む棟の侍女筆頭。独身。
シン姫の世話は楽しいので充実している。

アカコ。
禁忌の森の主。樹齢三百歳の樹木の精霊。長い黒髪赤い目の妙齢な美女の姿で現れる。

セレン・アリード・ラ・サラディーナ・メディ。
アリメリア帝国の第二皇子。黒髪に緑の瞳。浅黒い肌の精悍な顔立ちの青年。
よく使う偽名は、アリー。リード。





以下、増えたら。






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