尖閣諸島問題の関連年表


しんぶん赤旗日曜版 2012/10/14 P6

●尖閣諸島年表Wikipediaも参照

尖閣諸島問題とは、日本が自国領土として実効支配する尖閣諸島について、1971年から台湾(中華民国)と中国(中華人民共和国)が領有権を主張していることに関する日本と台湾及び中国との間の外交問題。

日清戦争:First Sino-Japanese War:1894年(明治27年)7月〜1895年(明治28年)3月
      尖閣諸島の日本領への編入はまさに日清戦争中のこと

1895年の日本による尖閣諸島編入の有効性(Wikipedia
国際法で言う先占の法理をどう認めていくかがこの問題の焦点である。古文書に名前のある島は自動的に領土としたことになるのか否かについて中国側は領土になると主張し、日本側は近代国際法に則り島の名前を記しただけでは何処の領土か不明であり実効支配していなければ無主地であるとしている。無主地であるならば先占の法理を適用し得るし、日本の1885年から1895年1月まで行われた編入の手続きはその手順に則っているのだから有効である、というのが日本側の主張である。ただし、その最終決定は日清戦争戦争中であった。国際法判例においては、不明瞭な記録による間接的推定は認められず、課税や裁判記録といった行政、司法、立法の権限を行使した疑義のない実効支配の直接的かつ近代的な証拠が要求されている。