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女性とお子様専門の鍼灸治療室です。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.080-6546-9276

〒364-0035 埼玉県北本市西高尾3-131

見出し症例別コラム

不妊治療の考え方

妊娠は本来自然なものです。不妊治療は高度に進化し多くの恩恵をもたらしましたが、同時に多くの「原因不明の不妊」を生んでいるようにも思います。
古来からある不妊症への東洋医学の考え方によって、誰にでもある妊娠する力を活かしていく治療をしていきます。
基本的には週1回、その時の不調の改善、冷え性などの体質改善、生理周期に沿ったホルモンバランスを整えていく治療を行います。ご自宅では毎日、体質改善のためのお灸や食事、生活習慣の改善を行っていただきます。体質改善を阻害する要因の多い方、腰痛など急性の痛みが強く出ている方、高度生殖医療のスケジュールが迫っている方等は治療回数を増やすこともありますが、ご自宅でのケアと過ごし方やこころの持ち方が、治療をする上でとても大切であると考えています。
不妊の原因は、女性5割、男性4割とも言われています。不妊治療における検査や治療においては女性の負担が多いのが実情ですが、鍼灸治療では、同じ生活習慣を送っているご夫婦の、身体作りをご一緒にしていくことが必要と考えます。ご自宅でのお灸を互いにしあうことで、二人で治療をしていることを共有できることが、私の理想です。当院ではご夫婦の鍼灸治療を行っております。(だんな様単独ではごめんなさい)

妊娠を希望される方へ

妊娠を考えているのにまだ妊娠できていない方の多くに、以下の症状があるようです。
・冷え症である
・首肩こりがある
・生理痛がある
・生理周期や経血量が変化してきた
これらは慢性的にあったが、今まで本気で治そうと思ってこなかった症状でもあると思います。鍼灸では、全身の血流を改善し、その方の胃腸の弱さや呼吸器系の不調など根本的な部分にアプローチしていくことで、表面に現れている上記の症状が改善していきます。これらの変化を感じることで、確実に妊娠しやすいからだに近づいていくと実感しています。
併せて、その症状を招いていた今までの生活習慣を見直していただくことは必要です。甘い物の食べすぎや食の不摂生が体に障っている方には、改善をお話します。妊娠継続やアンチエイジングには体力が不可欠ですので、歩行表をお渡しし、歩くことを習慣化していただけるようお話します。治療日以外はご自宅でお灸をしていただくことも、治療効果の維持になると考えています。
これらのことはもちろん強制はできませんが、素直に実践していただいた方には結果がついてくることを、今までの経験で実感させていただいています。ぜひ多くの方に、治療で気分良くなって、毎日が楽しく過ごせるなかで、赤ちゃんが授かる喜びを味わっていただきたいと願っています。

PMSでお悩みの方へ

生理周期に伴ってさまざまな不調が繰り返し続いていることで、日常生活で不便をきたしている方々がたくさんいらっしゃいます。最近では婦人科に相談に行き、PMS(月経前症候群)と診断され、ピルや精神安定剤などの服用を続ける方も多くいらっしゃいます。しかし根本の原因はやはり、体質、生活習慣、心の持ち方ですので、改善できうる食生活・運動・ストレスへの対処の仕方を改めていただくことが必要となってきます。鍼灸では週1回〜2回の治療で、3周期での改善を目標にしています。服用の無い方が早めに効果が表れるようです。自律神経に作用し、身体の調子が良くなり、笑顔が増えて、不安がなくなる変化は、鍼灸の醍醐味だと感じます。

更年期の治療について

閉経前後のホルモンバランスの急激な変化により、それを指令する脳と密接な関係の自律神経も乱れ、めまい・ほてり・動悸・肩こり・気分の落ち込みなど「複数の」自覚的な症状による体の不調が更年期の特徴です。さまざまな科に渡る症状こそ、東洋医学の得意分野です。症状そのものを診るのではなく、その方の体質や、そこに至った原因・背景を診るからです。私が考える更年期とは、今まで突っ走ってきた人生を、これからおおらかに生きていくために、今までの生活習慣(食生活や運動不足などの不摂生)、考えぐせなどを見直す機会なのだと思います。鍼灸をすることで、体と心がほっこりとほぐれ、心と体は一体なのだと気づかれることでしょう。症状にかかわらず、ゆっくりとお話を聞かせていただきますので、ご相談ください。

妊産婦の方へ

妊娠中の様々な体調の不調において、副作用のない鍼灸がお役に立てることがあります。整体や接骨院では断られてしまう腰痛・肩こり、薬の飲めない花粉症・風邪など。つわりや逆子に効果があることも、まだあまり知られていないようです。妊娠中や産後は特にホルモンバランスが変化することで体調も変わりますし、取り巻く環境も変わってストレスもかかってくるでしょう。このような中何の不調も無い人のほうがまれなのに、妊娠中なのだからと我慢する方が大半ではないかと思い、あえて書かせて頂きました。東洋医学ではどんな症状でも出るには理由があります。生活習慣を見直す良い機会として、また未病治を得意とする鍼灸で、妊産婦の方の体調管理をさせていただき、よいお産、産後をお過ごしください。当院では、不妊治療に継続して、35週ぐらいまで治療をしていくことで、本物の妊娠、母体の健康管理を行い、元気な赤ちゃんを出産して欲しいと考えています。もちろん妊産婦の方の負担にならない体位や刺激量に配慮いたします。

美容の鍼について

きっかけは顔面神経麻痺の方の顔の麻痺側にはり・きゅうをしていたところ、「肌がつやつやになったと言われるが、やっていない側との差が気になる」とのことで両側行ったところ同じように変化したのです。見た目に変化があると女性は嬉しいものです。
私が行った顔への主な効果は、@肌につやが出る、これは肌の水分量が上がったことを示し、同時にきめがそろう。Aリフトアップ効果、例えば頬の高さの位置が上がる、あごのたるみが減るなど、これはこりのある筋肉を緩めたことで、表情が作りやすくなったためと考えられる。B吹き出物が減る、肌が潤うとめくれた角質で毛穴をふさぐことがなくなるためと考えられる。
当院では全身治療に加え、美容の鍼灸をすることで、体質に合った改善を目指します。

小児の治療について

鍼灸は、明治時代まで全ての病気を扱う治療手段でしたので、お子様に対しても効果を発揮します。生後4ヶ月ぐらいから治療できます。お子様に多い症状として、夜泣き、かんの虫、夜尿症、かぜ、喘息、鼻炎、中耳炎、アトピー、近視などに効果があります。大切なお子様に対して、お薬を使わない、痛みの無い、身体の自然治癒力を利用した鍼灸治療をためされてはいかがでしょうか。お子様に使用するはりは、金属製のへら状のもので、皮膚をさするだけです。お子様は治癒力が高いので、鍼を刺さなくても皮膚をさするだけで十分なのです。治療期間は症状によりますが、小児は症状が急変しやすいので、連続して治療を行うことが良いようです。そこで4ヶ月から小学6年生までの男女に、小児のはり治療として、低料金で設定させていただきます。症状などご不明な点は、お気軽にご相談ください。

ブルーム鍼灸治療室ブルーム鍼灸治療室

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