はじめに

 

 このウェブサイトは平成11年に発行された「ブラックジャック画集」に掲載されている「ブラックジャック50音順作品リスト」を基に各話を「週刊少年チャンピオン」誌に発表された順にしたものです。

 連載と並行して発行されたはずの新書判も諸般の都合で発表された順番とは異なって収録されたり、未収録の物が存在したりします。時間軸に沿って(恐らく手塚氏が描いたであろう順番で)作品を読むためにこのような順序にしました。ご存知の通り、ブラックジャックは長期連載の予定は当初無かったので、細かい設定は後付で足されていきます。その様子が少しでも分かればと思い、この順番にしたわけです。

 ブラックジャックは発表から30年近く経った現在読んでも楽しめる時代をこえた作品です。しかし描かれた1970年代の世相が作品の背景に色濃く見えるのも事実です。それを知れば手塚氏の社会への眼差しを感じ取り、作品をより深く理解できると思い、関連のある当時の出来事も備考として書き加えました。

 各話に振られている話数は連載時の扉に記載されているものを用いています。ただし第229話の連載終了以降に読み切りとして描かれた作品や、別冊に発表された作品には話数が割り当てられていません。

 細かく調べればいろいろあるのでしょうが、金にならない仕事はごめんだ。

 新書判は平成になって出版された版と一部初期の物を併用しています。

 「ブラックジャック」以外の手塚作品や、実写やアニメで映像化された物にもブラックジャックは登場していますが、それに関しては、「ブラックジャックが俳優として出演した、もしくは他の人がブラックジャックの役を演じている」とみなし、ここでは取り扱いません。第216話でオーディションをしているので、その中の誰かが出たんでしょう、多分。

 データベースとしての部分は冷静に作りましたが、それ以外の部分に関してはかなり私見が入っています。あらすじの部分はタイトルと内容を一致させる目的で作ったものです。スペースに限りがあるため、お気に召さないところがあるかも知れませんが文句言うなよ。表のレイアウトが乱れてるのと重いのは勘弁して下さい。IEでしかチェックしてません。わたしァホームページ作成についてはモグリでね。

 誤字や情報不足による事実の誤認、詳細な情報等ございましたらご連絡下さい。そっちの方は真摯に受け止めますぜ。

 まあ、見てって下さいな。更新は随時、新ネタ入り次第。

 

凡例:

1974. 1.14〜 1.21 複数の号にまたがって掲載されたもの。

1974. 1.28+ 2. 4  合併号、つまり一つの号

 

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