コマミジロタヒバリ
Anthus godlewski
中央干拓地 2022年1月19日
全長に対し体が太めで尾は短めに見える.
吾妻干拓地 2019年1月20日
幼鳥(1cy) 森山干拓地 2022年11月11日
後趾の爪の長さは後趾の長さと同じくらいで,幼鳥の小雨覆は茶色と白の網目模様.
和名:コマミジロタヒバリ | 種名:Anthus godlewski |
英名:Blyth's Pipit | 全長:15.5-17cm |
シベリア中東部からバイカル,モンゴル,中国中北部で繁殖し, 冬季南西アジア,南アジア,南東アジアへ移動します.干拓地では稀に見ることができます. マミジロタヒバリAnthus richardiとよく似ていますが次列雨覆の茶色の模様,後趾の爪の長さ,静止したときの姿勢, 鳴き声の違いなどで見分けることができます.マミジロタヒバリの次列雨覆の茶色の模様は鋭角に尖っているのに対し, コマミジロは丸みを帯びています.後趾の爪の長さはマミジロタヒバリは後趾の長さより長く,コマミジロタヒバリは同じぐらいの長さ. 静止したときはマミジロタヒバリは直立姿勢で,コマミジロは屈んだ姿勢をとります.また,マミジロタヒバリは全長に対して胴体が細く,尾は長く 見え,コマミジロは太めで短かく見えます. コマミジロタヒバリは「ジュッ,ジュッ」,マミジロタヒバリは「ビュン,ビュン」と鳴きます. 亜種は記録されていません. |