オオソリハシシギ
Limosa lapponica baueri

夏羽 2007年5月14日

夏羽 2017年4月28日

冬羽 2010年10月8日

冬羽 2014年4月16日

和名:オオソリハシシギ 亜種名:Limosa lapponica baueri 
英名:Bar-tailed Godwit   全長:37-41cm
大授搦
 北および西アラスカで繁殖し,冬季はニュージーランド,オーストラリアに移動します.秋の渡りはアラスカから ニュージーランドまで11,300kmを9昼夜かけて一気に飛ぶことが2007年人工衛星を使って確認されています.詳しくはこちら1 , 2. 春の渡りは東アジアの沿岸沿いに北上します.
九州では旅鳥で春に見ることができます.佐賀の大授搦では5月に普通に見ることができます. オグロシギによく似ていますが,尾が黒くなく雨覆いの鱗模様がはっきりしていて,胸から腹にかけて一様な赤褐色の模様で識別できます. 種Limosa lapponicaには5亜種が記録されています.
Limosa lapponica
亜種名繁殖地/生息地移動地
lapponicaスカンジナビア半島から北中央ロシア北海沿岸および西大西洋沿岸から南アフリカ
taymyrensis北西および北中央シベリアアフリカから西インド
menzbieri
コシジロオオソリハシシギ
北東シベリア南東アジアから北西オーストラリア
baueri
オオソリハシシギ
北および西アラスカ中国,南東アジア,オーストラリア,
ニュージーランド,南西太平洋の諸島
anadyrensisロシア チュクチ自治管区,東シベリアオーストラリア,ニュージーランド