ワタリアホウドリ
Diomedea exulans

和名:ワタリアホウドリ(幼鳥) 種名:Diomedea exulans
英名:Wandering Albatross 全長:107-135cm
島鉄フェリー 2010年8月12日

 幼鳥の上面と胴体は濃い茶色(チョコレート色)で顔の部分と翼下面が白色です.幼鳥は1年で18万km飛翔し,生涯で180万km飛翔するそうです. 20-25年で完全な成鳥羽になるとされています.成鳥はほぼ全身白色で 次列風切,初列風切,初列雨覆が白く細い縞模様の黒色です(*1).種ワタリアホウドリDiomedea exulansには5亜種記録されています.亜種の識別方法は判りません.

種ワタリアホウドリDiomedea exulans
亜種名繁殖地/生息地移動地
dabbenenaイナクセシブル島,ゴフ島南大西洋
amsterdamesisアムステルダム島近辺の海
antipodensisキャンベル島,アンティポディーズ諸島オーストラリア周辺の海,南太平洋
gibsoniオークランド諸島南西太平洋,南オーストラリアの海
exulansサウスジョージア島,プリンスエドワード島,クローゼー諸島,
ケルゲレン諸島,ハード島,マッコーリー島
南の海

*1: Seabirds 2021 ISBN 978-84-16728-41-1