マキバタヒバリ
Anthus pratensis


吾妻干拓地 2023年4月14日
　タヒバリAnthus rubescens japonicusと思って撮影したのですが帰って写真を見たら違っていました．
　文献(7)で一致する種を探しましたが該当するものがありません．短く尖った嘴，顔と胸腹部の模様，大雨覆の目立たない白い羽縁， 後趾の長い爪，外側尾羽裏側の白い模様などからマキバタヒバリと判断しました(1,2,3,4,5).

長崎市 2023年3月31日

　漁港の広い空き地の何もいない草むらに1羽だけいました．タヒバリではないようでしたので写真を撮り帰宅して調べました．顔，体上下面の模様，足の色などから マキバタヒバリと判断しました(1,2,3,4,5)． ヨーロッパ，北西シベリアで繁殖し，冬季西および南ヨーロッパ，北アフリカ，南西アジアに移動します．亜種はいません(6)．

和名：マキバタヒバリ 種名：Anthus pratensis
英名：Meadow Pipit 全長：14-14.5
  1. Collins Bird Guide 3rd ed., 2022, ISBN:978-0-00-854745-5
  2. Europe's Birds, 2021, ISBN:978-0-691-17765-6
  3. Birds of Central Asia, 2012, ISBN:978-0-691-15337-7
  4. Birds of East Asia, 2009, ISBN:978-0-7136-7040-0
  5. Pipits & Wagtails, 2003, ISBN:0-691-08834-9
  6. The Howard and Moore Complete Checklist of the Birds of the World Volume2 Passerines　4th ed., 2014, ISBN:978-0-9568611-2-2
  7. All the Birds of the World, 2020, ISBN:978-84-16728-37-4