セジロタヒバリ Anthus gustavi
亜種 gustavi
亜種 menzbieri


gustavi　吾妻干拓地　2015年1月21日



menzbieri　長崎市　2014年5月17日
耳羽は灰色で赤味はありません




menzbieri　吾妻干拓地　2024年1月22日
耳羽と胸上部は赤味がありますが，初列突出長があり，
T5の先端からの白色部は13mm以上あります．

和名：セジロタヒバリ 種名；Anthus gustavi
英名：Pechora Pipit 全長：14cm

　セジロタヒバリとムネアカタヒバリの第一回冬羽（幼鳥）はよく似ていて，識別には注意を要します．識別のポイントは，静止したとき 初列風切が三列風切りより顕著に突出している，大きな嘴，暗色の目先および不明瞭なアイリングです．
　種セジロタヒバリには3亜種記録されていて亜種gustaviとmnzbierの違いは全体の色合いのようで後者が 赤茶味を帯びているようです． 　 　

種Anthus gustavi
亜種名繁殖地/生息地移動地
gustaviロシア極北及び北シベリアから東はチュクチ半島，
南はカムチャッカ半島		ボルネオ，フィリピン，ワラセワ
stejnegeriコマンド―ル諸島東アジア？
menzbieriロシア極東，中国極北東フィリピン
参考文献
  • Birds of East Asia, 2009 ISBN:978-0-7136-7040-0
  • BIrds of the Phrippines, 2020 ISBN:978-84-16728-32-9
  • Guide to the Birds of China, 2022 ISBN: 978-0-19-289367-3
  • Pipits & Wagtails, 2003 ISBN:0-691-088834-9