2010年1月7日，2羽のナベコウが森山干拓地に飛来するのを大村在住のバーダーが観察されました．その後 毎年その時の幼鳥が諫早の干拓地にやってきていましたが2020年12月18日に観察したのが最後で，2021年秋には飛来しませんでした．
　中央ヨーロッパから北中国で繁殖し冬季サハラ以南のアフリカ，南および東アジア，南東アジアの大陸部へ移動します．亜種はいません．

右は2010年2月10日撮影した幼鳥，左は2015年11月23日に撮影した成鳥.嘴の付け根から左目周囲の形状が同じです．同一個体と判断できます

2010年1月以降の記録

• 2010年 1-3月：成鳥1，幼鳥1
• 2010年11-3月：若鳥1（3月には成鳥）
• 2011年12-3月：成鳥1，幼鳥1
• 2012年10-4月：成鳥1，幼鳥1
• 2013年10-3月：成鳥2
• 2014年10-2月：成鳥2
• 2015年10-3月：成鳥1
• 2016年10-3月：成鳥3（3羽は現地の農家住人の情報）
• 2017年10-3月：成鳥1
• 2018年10-3月：成鳥1
• 2019年10-3月：成鳥1
• 2020年10-3月：成鳥1