ハマシギ Calidris alpina sakhalina
キタアラスカハマシギ Calidris alpina arcticola

ハマシギsakhalina 夏羽,2013年5月24日

キタアラスカハマシギarcticola 夏羽,2016年5月8日

冬羽,2012年10月19日

夏羽,2014年4月16日

冬羽,2010年11月24日

和名:ハマシギ 亜種名:Calidris alpina sakhalina 
和名:キタアラスカハマシギ 亜種名:Calidris alpina arcticola
英名:Dunlin  全長:16-22cm
大授搦
 日本には亜種ハマシギsakhalinaとキタアラスカハマシギarcticolaの2亜種が冬鳥として飛来します. ハマシギの夏羽は背,肩羽,小雨覆の羽は広い茶褐色と黒の単純な模様,また頭部の茶色は頭頂だけです.キタアラスカハマシギは 羽の模様は黒地に茶褐色の鏃模様,また頭部の茶色は頭頂から嘴の付け根まで続いています. 佐賀の大授搦では冬季普通に見ることがでぎます.秋渡ってきたときは冬羽ですが5月北へ帰る頃は夏羽になります. 1997年の干拓以前は諫早湾でも数千羽の群れが見られていましたが今は見ることができません. 種Calidris alpinaには10亜種が記録されています.
Calidris alpina
亜種名繁殖地/生息地移動地
arctica北東グリーンランド北西アフリカ
schinzii南東グリーンランド,アイスランド,
ブリテン諸島からスカンジナビア半島および
バルト海
南西ヨーロッパ,北西アフリカ
alpina北ヨーロッパ,北西シベリア西ヨーロッパ,地中海盆地,アフリカ,
南西アジアからインド
centralis北島シベリア(タイミール半島からコルイマ低地)東地中海盆地,紅海,南西および南アジア
sakhalina
ハマシギ
北東シベリア日本,朝鮮,東中国,台湾,
北南東アジア大陸
kistchinski北オホーツク海,カムチャッカ半島,千島列島東アジア
actites北樺太東アジア
arcticola
キタアラスカハマシギ
北西アラスカ沿岸から北西カナダ日本,朝鮮,東中国
pacifica西アラスカ沿岸西アメリカ合衆国沿岸および西メキシコ
hudsonia北中央カナダ東アメリカ合衆国沿岸および東メキシコ