ハチクマ
Pernis ptilorhyncus orientalis

♂,2012年9月12日

♂,2010年10月4日

♀,2014年9月26日

♀,2012年9月19日


♂若鳥 2023年9月25日
目は暗色,蝋膜は黄色,風切下面のP1-4の暗色は不鮮明な3本,
上面は一様な濃い茶色で♂若鳥と判断できます

幼鳥,2016年9月23日

幼鳥,2008年9月24日

和名:ハチクマ        亜種名:Pernis ptilorhyncus orientalis 
英名:Oriental Honey-buzzard  全長:54-65cm
冷水岳
 ハチクマは♂♀成鳥,♂♀若鳥,幼鳥を見分けることができます.成鳥♂は目が暗色,顔は灰色,蝋膜は黒,初列風切P1-4の黒い縞模様は3本,尾羽の黒い翼帯は幅広い模様をしています, ♀は虹彩は黄色,蝋膜は黒,初列風切P1-4の黒い縞模様は4本,尾羽の翼帯は細い模様をしています.幼鳥は蝋膜は黄色,初列風切P1-4の縞模様は5本です. 幼鳥から成鳥になるまで何年かかるか不明ですがP1-4の暗色の縞模様と蝋膜,虹彩の色で♂♀若鳥を見分けることができるようです. 種Pernis ptilorhyncusには6亜種が記録されています.日本で繁殖するハチクマorientalisだけが冬季移動するようですが,亜種の識別方法は不明です.
Pernis ptilorhynchus
亜種名繁殖地/生息地移動地
orientalis
ハチクマ
中央から東シベリア,日本,北東中国南中国,南東アジアから大スンダ列島,フィリピン,サンギル島(インドネシア),小スンダ列島
ruficollisインド,スリランカ,南西中国,南東アジア大陸(南西を除く)-
torquatus南東アジア大陸南西部,タイ・マレー半島,スマトラ,ボルネオ-
ptilorhynchusジャワ-
palawanensisパラワン州(フィリピン)-
philippensisフィリピン(パラワン州を除く)-