カラフトビンズイ Anthush hodgsoni yunnanensis
ビンズイ A. h. hodgsoni


カラフトビンズイ yunnanensis, 長崎市, 2011年4月19日

カラフトビンズイ yunnanensis, 長崎市,2014年4月14日


ビンズイ hodgsoni, 多良山系, 2006年12月18日

ビンズイ hodgsoni,千々石,2020年12月16日

和名:ビンズイ 亜種名:Anthus hodgsoni hodgsoni
和名:カラフトビンズイ 亜種名:A. h. yunnanensis
英名:Olive-backed Pipit 全長:15.5cm
 亜種ビンズイhodgsoniは日本で繁殖していますが,諫早近辺には冬やって来ます. 明るい松林を好むようで大村市野岳湖キャンプ場や諫早市森山町唐比の海岸など, 地面に降りて採餌しているのを見かけます. タヒバリと似ていますが過眼線の前方(目より前)の色がバフ色で後方が白色,目の後方に白い斑点があり,上面全体のオリーブ色などで区別します. 種ビンズイAnthus hodgsoniには2亜種が記録されています.亜種ビンズイhodgsoniの胸,脇腹,背のストライプは亜種カラフトビンズイyunnanensisより幅広く, 亜種カラフトビンズイyunnanensisの上面は一様で黒味が少ないとされています(1).
種ビンズイAnthus hodgsoni
亜種名繁殖地/生息地
yunnanensis
カラフトビンズイ
シベリア北西部の東からカムチャッカ南部,樺太,ロシア極東部,千島列島,北海道,
モンゴル北部,中国北東部
hodgsoni
ビンズイ
日本中部,中国北中央部および中央部,インドのヒマーチャル・プラデーシュ州からヒマラヤ東部
(1) Birds of East Asia, 2009, ISBN:978-0-7136-7040-0