ウミネコ(1/8)

ウミネコの学名Larus crassirostrisは1818年に長崎でVieillotによって名付けられています. ロシア極東部,韓国,中国東部,北日本で繁殖します.南日本では若鳥は周年見ることができますが成鳥は冬鳥です. 他のカモメ類とは容易に識別できますが幼鳥,若鳥は他のカモメ類と同様羽衣が成鳥と違いますので識別には注意が必要です. 右の写真は成鳥夏羽(繁殖羽)です.頭部は純白で初列風切先端に僅かな白斑があり,虹彩は黄色,嘴は黄色で先端に赤黒の模様があり 足も黄色です.尾羽に幅広い黒い翼帯があります.
2月前後から9月前後まで夏羽(繁殖羽)ですが初列風切先端の白斑は4月頃には摩耗して無くなる個体がいます.

右上:成鳥夏羽,雲仙市,2016年1月30日
右下:成鳥夏羽,雲仙市,2011年2月20日


成鳥冬羽は頭部から後頸にかけて灰色の模様が現れます.嘴と足の黄色は緑色味を帯びます. 初列風切は7月から11月にかけて新しい羽に換羽します.左上の個体はP6が新羽でP7-9は換羽中,P10は 旧羽が残っています.左下の個体はP5-7は新羽,P8-10は換羽中です.

左上:成鳥冬羽,雲仙市,2016年9月30日
左下:成鳥冬羽,雲仙市,2016年9月30日


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