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鳥見日記 1999
nobitaki


May.16,22 - 西岡水源地 (晴れ)

 今年初めてのオオルリ、キビタキを見る。ツツドリの声も。22 日には池の上を飛び回るアマツバメも。 マガモのヒナはまだ。

May.15 - 茨戸周辺 (晴れ)

 夏鳥がどんどん入っている。茨戸川ではノビタキ。農地の防風林ではウグイス、ヤブサメ、センダイムシクイ等。 カワセミは茨戸川の人工営巣用ブロック周辺では見られなかったが、もう来ているだろう。

May.5 - 帯広神社 (晴れ)

 神社やお寺はどこも林などがあって野鳥がよく見られるが、ここはその典型。 市街地にありながらエゾリスやシマリスも生息している。アオジ、カワラヒワ、アカハラ、ムクドリ、 アカゲラ、コゲラ、シジュウカラ、ゴジュウカラなど多数。

Apr.25 - 宮島沼 (晴れ)

 美唄市にある宮島沼はガンカモ類の中継地として知られ、北へ帰るこの時期にも非常に多数の鳥を見ることが見られる。 周囲は水田地帯でマガンや白鳥が落ち穂を啄んでいる。残雪のように見えるのが実は白鳥だったりする。 札幌と旭川の間にあるこの辺りもこの冬は非常に雪が多く、ここ一週間ほど暖かい日が続いたもののまだ平地にも雪が見られる。 マガン、白鳥の他にはアイサ、カイツブリなどと潜水カモが目立つ。オナガガモは以外と少ない。 今日も非常に暖かく二十度を越えた。そのせいか、マガンが水浴びをしているのが良く見られた。 水田から戻ってきて土ぼこりを落としているのだろうか。 前転、横転して水浴びするのだが、まるっきり逆さになって腹を見せていたりするのがなんとも可笑しい

Apr.24 - 北大構内 (晴れ)

 北大キャンパスは札幌市中心部にあるが、緑も多いので野鳥も集まってくる。今年初めてのウグイスのさえずりを聴く。

Apr.17 - モエレ沼 (曇り)

 今年初めてのヒバリのさえずりを聴く。ディスプレイフライトをしている。沼の氷は解けている。オジロワシは見当たらない。 毎年、氷が解けて水面が顔を出した頃からの短期間しかなかなかみることができない。既に帰ったのだろうか。

Apr.4 - 西岡水源地 (晴れ)

 日本野鳥の会札幌支部、毎月第一日曜定例の西岡水源地探鳥会。四月になったというのにここはまだ雪深い。 札幌市街地はさすがに道路脇に多少残雪がある程度だが、ここは少しばかり標高が高いせいか、雪は固くしまっており 池も全面結氷したままだ。それでも下を流れる水が流れ出るところは川になっており、冬の間も小数のマガモと 数年前から居着いているアイガモが越冬している。木々は芽吹きの気配をみせているものの本格的な春はまだ遠い。 この時期は野鳥や小動物たちにとっては真冬よりも採餌が難しかったりもする。 会では冬期間、園内に餌台を設置しているが、これも月末には撤去される。過剰に甘やかしては保護目的に反するのだ。
 餌台にカラ類、ヒヨドリ、ミヤマカケス。春の渡り鳥はまだ見当たらない。雪上にエゾリスの足跡が多い。

Mar.22 - ウトナイ湖 (曇り)

 日本野鳥の会札幌支部恒例、早春のウトナイ湖探鳥会。この時期には北に帰る多数のガンカモ類が観察できる。 この日も多数のマガン、ヒシクイ、オナガガモ等が見られた。今年は解氷が遅れているためか、カモの種類は まだ少ないようで、特にカイツブリ等の潜水ガモをみることはできなかった。オジロワシも4羽程と少ない。 ウトナイのサンクチュアリセンターは財政が厳しいようで、今年からファンクラブを発足して資金を募っている。 千歳川放水路の問題はよい方向に向かいつつあるようだが、まだまだ予断を許さないし、千歳空港の滑走路延長と いう新たな危機も迫っている。何もしないことが今や貴重だ。

Mar.20 - モエレ沼

 今週は暖かい日が続いたが、水面はまだ出ていない。オジロワシを一羽確認。 先週は二羽見た。茨戸のあたりの川ではマガモの他にカイツブリなどの潜水ガモも。

Feb.21 - 西岡水源地

 日本野鳥の会札幌支部と西岡の自然を語る会合同の探鳥会。今日は歩くスキーまたはスノーシューで路無き道を歩く集い。 今年は雪が多く湿原の木道(遊歩道)も雪に埋もれているので必然的にこうなってしまう。 まずはキャンプ場に進み、市のパークゴルフ場計画についての話を聞く。わざわざこんなところに作らなくとも。 カラ類のさえずりも始まっていて春が近いことを感じさせる。といってもまだまだ寒い。 雪上には様々な動物の足跡。お馴染みのキタキツネ、エゾリスの他にテン、イイズナ、ネズミのものも。 エゾリスがすぐそばの樹上に。冬場は比較的警戒が薄いようだ。

Feb.11 - 野幌森林公園

 大沢口から6Km強の歩くスキーのコースを一回り。ここに来ると鳥見というよりも、どうも走ってしまう。 松林でカラ類に混じってキクイタダキ(菊頂)、ヤドリギにヒレンジャク(緋連雀)とキレンジャク(黄連雀)。 エゾヤチネズミが雪上に現れてうろうろしているのを見る。



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