本当は恐ろしいグリム童話
(1998: 桐生 操著)
狙いとしては全然新しいものではない。グリムを始めとした世界各国の童話が思いのほか残酷な内容を持つ、というのは従来から言われてきた事。この作品は世界中に散らばっていたそういう文献を一つにまとめて紹介したもの。心理学的な味付けをした注釈、題材を性的なものに絞ってタブー味を出した事、これが勝因。
だからして、比較的あっさり読んでしまえる。料理の時間待ちに台所で1日で読めてしまった。
で、面白いか、と言うと........毒にも薬にもならないもの、としか言えない。
今更ながらこんなものがベスト・セラーになってたのが信じられないけど。
これってなんか日曜日の新聞に載ってる書物の紹介記事みたいな。そんなもんってやっぱりそれなりの読まれ方しかしないんじゃない?