『迷難警界之 鬼車』
“Twilight Zone Cop : Ghost Driven”



監督:阮志強 
出演:陳昭昭、任港秀、周文健、
羅蘭、關寳慧(エミリー・クワァン・ポーワイ)
Twilight Zone Copというシリーズの一作。景気いい名前の割に内容はとんとだらしないようですが。
さて、今回の主役となるのは題名通りの車です。これがいかにも古そうなメルセデスの350SLC。これに乗ったカップルはエアコンから噴出す魔の気体でいっきにエッチな気分になってしまうという。せまいシートでご苦労な事で、と。でもどうせやる気の無いプロダクションなので何も見せないまま。別に期待はしてないけどさ、でも、ほんとやる気無いよな。

さて、これが数回続いて、警察としてもおかしいじゃないか、と捜査に乗り出す。でもたいして役には立ちません。おいおい、タイトルにもなってるでしょ、あなたがた。何かやれよ、と.....周文健(我が家では普段は単に「卓球」と呼ばれている⇒『八星報喜』のせいだろう)などが刑事を演じているんですけどね。結局、その車を買った若者たちはやっぱり霊感商売の羅蘭(ロー・ラン)おばさんのところに助けを求めに行く。まぁ、行動としては正解でしょう。しかし、出てきたおばちゃん、今回はなんか格好がヘンだぞ。パンツにトレーナーに野球帽を後ろ前にかぶって....うーむ。普通の格好じゃない、と脚本にあったんだろうか。しかしわけが判らんぞ。


そしておばちゃんの力で判明した車に憑りついたその霊とは....若い女性の霊でした。これが強姦されて殺された女性の霊、でして.....こんなにひどい目に会ったのよ、って語る回想シーン。悪い奴に真昼間から襲われる娘。そこへ帰宅して激昂して夫をその悪人を叱咤、さらに娘にも因縁をつける役、それがエミリーだ!うう、こんなシーンの為に私は香港からこのVCD探し出してきたのか、と悲しくなってしまうぜ。これがまたおかしいくらいにぴったりここだけ。10秒かい!うーん。それにしてはジャケットのビリングが大きいぞ。結構肉付きが良いので、これは痩身広告で使用前&使用後の私、なんてのやるその直前なんだろうなぁ。今となっては貴重な姿ではありますが。声はしっかり地声であって、吹替でないところは非常に評価します。多くの作品でこの人、吹替やられるんだよね。確かに役柄によっては、この声、問題あるかもしれませんもんね。この声好きなんだけどなぁ。

さて、この車、題名にもなっている鬼車≠ネんですけど、ナンバープレートを見て笑ってしまいました。うちの車のナンバーと同じなんですね!香港では、と言うよりも中国語?ではこの「9413」ってのは「九死に一生を得る」って意味合いがあるのですね。だからこんなお化けモノ車に使われたんでしょうけど。うちなどはわざわざナンバー指定取得をお金払ってやったんだから。ディーラーの人からは「何なんですか、この番号って?」って不思議がられてたんですけどね。意味を知る友人たちからは「なんか縁起悪いんじゃないの」なんて言われたりしますが....最終的には生き残るんだら縁起いいんじゃ、という解釈をしております。うちはもちろんフランシスの監督主演作品『9413』から取っております。しかし考えてみるとあの映画なんか縁起良い事あったかなぁ...!