日本の観光地には寺社が多い。私が寺社を訪ねる理由はいくつかある。
建築物や庭園、花や木々が美しい。仏像や仏画に魅せられる。いにしえの歴史に思いをはせる。僧侶の凛とした行動に見とれる。それらが一体となってかもし出す厳粛な空間が好きである。
一方で門前の雑踏や観光客が賑わう境内も気色騒然として好きである。
お寺参りのあるとき、数人の中高年男女が行列している光景を見た。それは参拝の証に『ご朱印』を戴くためであった。そのときまでご朱印帳や札所巡りの存在を知らなかった。
その寺は紫式部に縁のある石山寺である。私の札所巡りは、そこから始まった。右の写真は、そのときの記念となる鈴である。
秩父にて、百観音霊場を満願したことで、私の御朱印帳を携行した寺社巡りは終わりとしました。
御朱印帳に縛られて、お参りしている自分自身がいるように思えること。
徒歩旅には携行する荷物は少しでも軽くしたい。
以上2つの理由に寄ります。

札所名
自動車満願日
 徒歩巡拝満願日
西国観音霊場三十三ヶ所
1994/4/9
 2014/3/6
坂東観音霊場三十三ヶ所
2000/4/14
 2012/7/6
秩父観音霊場三十四ヶ所
2000/5/11
 2017/11/28
近畿三十六不動尊霊場
1996/4/6
 
関東不動尊霊場
 
 2010/6/15
西国薬師霊場
 1995年
朱印掛け軸あるが参拝日不明
 
知多霊場八十八ヶ所
 1995年夏
朱印帳あるが参拝日記載なし
 
四国霊場八十八ヶ所
1996/4/6
 2017/5/13
京都十三仏霊場
1996/2/2
 
大和十三仏霊場
1996/2/4  
伊勢七福神
1995/1/?
 
大和七福神

1996/1/13

 
鈴鹿七福神
1995/1/?
 
鎌倉五山
2000/4/4  
相模七福神 2001/1/7  
 全国一宮巡拝    2017/5/10