瀬戸内巡り

タイトル
期間
区間
瀬戸内を歩く 1  2016.3.18-3.21 宇野ー尾道
かって西国街道を京都から下関まで完歩したが、内陸部を通過することが多かったので、今回は瀬戸内海に近いルートを歩いた。
途中で備後一ノ宮の参拝を優先したため、鞆町や沼隈町を通過できなかったのが心残りである。改めて訪問することになるだろう。 海、島、船そして石仏や日本家屋特に赤瓦(西条瓦)が楽しめる。
瀬戸内を歩く 2 2016.3.21-3.23 三原ー広島
安芸と芸予諸島を結ぶ航路が多数あり、それぞれの港の光景が楽しめる。立派な休山トンネルに感激したり、呉港周辺の激しい起伏、美しい橋の数々、なかなか橋に取り付けないもどかしさを味わうことになる。
カキの養殖風景を眺めたりおいしいカキを堪能できます。
瀬戸内を歩く 3   2016.4.19-4.23  淡路島・高松・小豆島
 岩屋港からスタートして、津名、福良、伊毘と淡路島を歩く。淡路瓦(いぶし瓦)の民家が多く楽しめる。昨今は豪邸でなければ瓦屋根は見かけないが、淡路には一般民家にも瓦屋根が残っています。
津田の松原は素晴らしいところでした。津田の集落の町割りは、他では考えられないほど狭い路地でできており、訪れる価値があります。帰宅後に地図を眺めてやはり他所と違うのが明白です。
エンゼルロードの名もある大余島への道は美しい光景に大満足します。小豆島は醤油とオリーブの島です。醤油の麹菌で瓦が変色して、なんとなく懐かしい匂いが漂っています。
瀬戸内を歩く 4   2016.5.15-5.18  松山・保内・三崎・佐田岬
初日: 松山市駅からスタートして松山空港の近くを通過し銭尾峠を越えて伊予灘の海岸線に出る。鉄道沿線だが宿は長浜に民宿が1軒あるだけである。
2日目:やはり宿の確保が難しく、近距離だが保内に宿を確保して、八幡浜散策をする計画にした。この日は雨も降っていないのに、防予諸島の手前に素晴らしい虹が架かった。圧巻は海面に生じた虹である。素晴らしい虹を堪能して3〜4時間後だろうか、雨に見舞われることになった。八幡浜散策を楽しむ余裕はなく、早々とホテルにチェックインした。
3日目:佐田岬を目指すならこの日の宿も三崎に取らざるを得ない。佐田岬半島の付け根に当たる保内から右に瀬戸内海、左に宇和海を眺めながら半島の背骨を縦断します。それぞれは決して厳しくはないが、数ある山々を越えていくので、峠を越えるたびに安堵する。
4日目:三崎港から佐田岬灯台を往復して、フェリーで佐賀関に向かうのでフェリーの出発時刻との競争である。5時に出発して11:30のフェリーには間に合わず、12:30発で九州に向かった。
それにしても佐田岬灯台は遠かったです。歩けど歩けど姿を現しません。徐々に近づいているのがわかれば元気も湧くが、それがないのです。ようやく駐車場に到着しても、更に20分くらい山行が続きます。苦労しただけに最西端に到達したときの感慨も一入です。
瀬戸内を歩く 5   2016.5.19-5.20  佐賀関・幸崎&日出・竹田津
初日:佐賀関港から幸崎駅まで歩き、JRで日出駅まで移動して、日出駅から国東まで歩く旅である。歩いていて知ったことだが、日出、国東間は“オラショの道”と呼ばれています。杵築城、大分空港が概ね3分割点です。海岸線を歩いているのだが、起伏の多いコースです。
2日目:国東から竹田津は前日よりも海岸線が入り組んでおり、周防灘に浮かぶ姫島の見え隠れを楽しみながら、トンネルの数(竹田津までに10個あります)を数えながら進みます。
フェリー乗り場では食事はお弁当が売られているだけで食堂の類はありません。しかし、ここのお弁当は暖かくなかなかおいしかったです。

瀬戸内を歩く 6   2016.5.21-5.23  徳山・周防大島岩国
初日:徳山から柳井への行程だが、前半は工業地帯である。室積に入ると海岸線や松林、町並みなど楽しみが増えます。田布施町には思いがけず国木田独歩の碑に出くわしたり、麻里府から馬島、佐合島、平生町佐賀を往復する渡船乗り場に出ました。丁度、出発時間に近かったので佐賀までの往復640円の海上散歩を楽しみました。平生町を過ぎたら、柳井駅は間もなくです。
2日目:当初計画では伊保田港から情島に渡る予定だったが、船便の悪さと目的の一つであった「あけぼの寮」がこの春で閉園したと周防大島島内で聞いたためです。取りあえず伊保田港まで島旅をしました。途中で、周防大島へんろなどの地図を作成して島おこしにかかわった中野 一氏に出会いました。
伊保田港から宿のある下田まではバスで戻りました。
3日目:下田から大畠駅まではバスで移動して、大畠駅から錦帯橋経由で岩国駅まで歩きました。当初計画では錦帯橋は寄らない計画でしたが、時間的余裕ができたので、急遽変更しました。
やはり素晴らしい景観です。