波切不動尊・清水観音・夷隅不動尊  2010年06月12日

8:45 御宿駅より歩き始める。列車で通過してきた外房線の波花駅を過ぎ大原駅近くで国道から離れ大原公園方面に向かうが、何度も行き止まりの路地に入る。
10:37 波切不動尊に到着。境内から大原公園の池が美しい。海はすぐ近くなのだが、はっきりと見えない。
   
11:00 少し早いが大原漁港のはずれにあったレストランで昼食を摂る。ネタはおいしいのだが刺身の切り方が大きくて食べにくかった。
三門駅近くから内陸部を目指して西に進む。美しい田園風景の中をひたすら歩く。
13:00 坂東観音霊場32番の清水寺に到着。
  
14:12 迷って少し遠回りになったが、夷隅不動尊に到着。残念なことにここでは写真を撮ることを忘れてしまった。
大僧正の住職としばらくお話ができ、『以慈修身』と書かれた色紙を戴いた。昔は便利で栄えた町だが、最近は鉄道の存続も危うい状態を嘆いておられた。それは皆さんが自家用車を持ったためでしょう。鉄道会社も成り立たなきゃ営業できませんね。と言うところで落ち着いた。
国吉駅からは大多喜へはいすみ鉄道沿いに歩く。それにしても夷隅川は非常に蛇行している。源流はどこだろうと思い、帰宅後調べてみてびっくりである。行川アイランド駅から2Kmほど内陸部に入ったところらしい。勝浦市から大多喜町、夷隅市を流れて太平洋に流れているのである。これほど蛇行して長い(65Km)川も珍しいのではないか。
15:58 大多喜の予約しておいた旅館に到着。
大多喜の町はまさに『房総の小江戸』にふさわしい景観である。泊まった宿も国の重要登録文化財に指定されている明治時代に建てられた建物である。宿の大看板の一つが読めなかったので、尋ねたら『変体かならしいですよ』と言われ、『於々や』であることを気付く。『於』を『松』と読み違いする人が多いそうです。