志村不動・皿沼不動・西新井大師不動明王・飛不動・橋場不動・目黄不動 2010年02月06日

今回は埼玉、千葉県に近い荒川流域の不動霊場および都内唯一の坂東霊場である浅草寺を訪ねた。

7:50 目白駅から池袋方面へ山手通りを歩き始める。土曜日だが学校があるようで、学習院の小学生を多数見かけた。板橋区役所の近くで中山道と合流して、本蓮沼へ向かう。志村不動尊は中山道に面しているが、少し手前で寺院の屋根らしきものが見えたので小道に入ったら、そこは氷川神社であった。道端で話している人に志村不動尊の場所を尋ねるがわからないという。違う人に南蔵院というお寺を知りませんかと尋ねると、すぐに分かった。
9:05到着。納経所の案内が不親切で分かりにくかった。インターホンでお待ちくださいと言われたが、なかなか人が出てこない。迷い込んだ建物の中で出会った人に尋ねたら、快く対応してくれた。境内は数日前の雪が少し残っていた。かなり降ったようである。
 
環七を進み、 隅田川、荒川を鹿浜橋で越える。椿一丁目交差点で左折して都道106号を北へ進む。
11:10 皿沼不動尊も階上に本堂がある。立派な不動明王像や両界曼荼羅、仏画、天井絵など興味深いものが多数ありました。不動明王像は一本彫だそうで、立木を守護する大きな天狗の面が正面に飾られていた。
 
 
皿沼不動尊から少し歩くと西新井の地名が目に付くようになるが、総持寺までは意外と距離があった。11:45 裏門から境内に入ったが参拝客はそれほど多くなかった。それでも屋台は何軒か出ており、大きなお寺に違いはない。不動堂の前はひっそりと参拝客は誰もいなかった。  
 
尾竹橋通りを南下して、 西新井橋を越えると千住である。千住桜木町で墨堤通りに入り、千住大橋に向かう。橋の少し手前に芭蕉ゆかりの『奥の細道矢立初めの地』の石碑を見つけた。三ノ輪から竜泉へは幹線道路を外れ、住宅街を歩く。
13:30 飛不動尊と『飛び』がつくだけあって、航空関係のお守りがあった。
 
 
 橋場不動尊は、ここから遠くないが坂東三十三観音霊場の浅草寺に寄るため、一旦、南下して再び隅田川沿いに北上することになる。酉の市発祥の地とされる鷲神社に寄って、浅草寺に行く。
13:58 またしても花屋敷の近くの裏参拝路からの進入である。本殿は工事中で清水建設の大きなシートが掛けられていた。御朱印は影向堂で頂いた。
 
 
隅田川の堤防沿いに橋場を目指す。かって、ここを歩いた時はホームレスの家が多数あったが、今回はきれいになっていた。 しかし、墨田公園には多数のホームレスが集まっていた。何かイベントでもあるかのようであった。
建設中の新テレビ塔が良く見える。
14:35 桜橋を過ぎて、白髭橋の近くに橋場不動尊があった。
 
 
明治通り、丸八通りを通って、蔵前橋通りに出る。江東新橋を渡って、小松川高校を目印に荒川を目指す。善通寺、大法寺、成就寺、お寺が何軒も並んでいる。
15:55最後に目黄不動尊の最勝寺である。お堂の前には何種類もの蓮は瓶に植えられていた。花が咲いた状態を見てみたいと思う。