大雄山道了尊 清瀧不動  2010年06月06日

9:06 開成駅を出発。
和田河原駅ぎ、富士フィルム工場を過ぎ清左衛門衛門地獄池まではほとんど平坦で、ここから大雄山までは約300mの高度差がある。
10:25 清左衛門衛門地獄池のある極楽寺に到着。ここは神奈川県で唯一『平成の名水百選』に選定された名水である。
大雄山駅からの参道に合流して、間もなく自動車の通らない『てんぐのこみち』を歩く。木材のチップを敷き詰めており、その感触が気持ち良い。一方ではがれてぶよぶよしているのは不快であった。昨年富士山徒歩旅行の帰路にここに立ち寄ったときは、疲労が溜まっていて一歩一歩進むようなことがあったが、この日は快調である。しかしお寺は険しい山にあることが多いが、歩いている間に団体客も自然に口数が少なくなり、お参りするころにはすっかり邪念が取り払われることを思えば、大変意味があることである。自家用車や団体のバスで境内まで行くような場合は、どうしてもざわざわした心境のままお参りすることになる。
11:04 大雄山に到着。ウオーキング大会のチェックポイントのスタンプをもらった後、昼食を食べる。格好の四阿が日陰をさえぎり疲れが取れた。先を急ぐ人たちはお参りをせず、スタンプを受けたら山門前でUターンして行く。
  
13:15 酒匂川にかかる十文字橋を通過。この辺りは『神奈川の橋100選』や富士山徒歩旅行で何度も歩いている。吉田島、金井島、上島、牛島、千津島など島の着く地名が多い。細かい川が多数流れているので、島になっているのかもしれない。酒匂川流域には治水の善政で有名な隋の皇帝『文帝』に因んだ『文命堤』や『三角堤』、『霞堤』などがあり、昔から洪水に悩まされていたことがうかがわれる。
13:28 新松田駅に到着。団歩の人たちはここから電車で帰宅である。できるだけ歩いたことのない道で秦野に向かうがどうしてもR246とか矢倉沢往還を歩く場所が出てくる。
川音川と頭高山に挟まれている県道710は始めて歩く道である。秦野の沼代まではだらだらとした登りである。
14:46 渋沢駅を通過。
15:38 秦野駅に到着。