/☆Go Back☆/
WW series
WWシリーズ

それでもデミアンは一人なのか?
Still Does Demian Have Only One Brain?
2019年6月に講談社タイガより発行され、現在第1刷です。
Wシリーズを書き始めたときには、せいぜい10作が限度だろう、と感じていましたが、書いてみたら、わりとイメージが広がり、もう少し書けるかもしれないと途中で感じました。ということで、新しいシリーズを要望され、自然に始めることになりました。特に、さきのことは考えていません。Wシリーズがそもそもそうだし、これまでのシリーズはすべて同じですが、1作完結を基本としてきましたから、今回も同じスタンスで書くつもりです。いくつまで続くかわかりません。ただ、少しペースを落とすつもりではいます。

神はいつ問われるのか?
When Will God be Questioned?
2019年10月に講談社タイガより発行され、現在第1刷です。
WWシリーズの第2作です。ヴァーチャル界が舞台となっていますが、特に珍しくもないかと。「登場人物」という場合の、「場」とは、どこを示すのか、という細やかな問題を抱えつつ書きました。これは、Wシリーズにおいては、「人」とは、どの範囲を示すのか、という問題を抱えていたことに類似しているかもしれません。アリスという女の子が出てきますが、ハイジでも良かったかな、と少々後悔しています(ジョークです)。

キャサリン
はどのように
子供
を産んだのか?
How Did Catherine Cooper Have a Child ?
2020年2月に講談社タイガより発行され、現在第1刷です。
WWシリーズ第3作は、ミステリィっぽい始まり方、あるいはシチュエーションです。なんか、某処女作に類似しているのでは、と思われた方もいらっしゃることでしょう。作者も書いている途中で、そういえば、と気づきました。はっきりいって、まったく似ていませんのでご安心下さい。

幽霊
を
創出
したのは
誰
か?
Who Created the Ghost
2020年6月に講談社タイガより発行され、現在第1刷です。
WWシリーズ第4作は、幽霊騒動に巻き込まれる主人公たち。生命や現実といった概念がシフトしている時代において、幽霊とはどんな存在となるのか、といったテーマかも。誰が創出したのかって、もちろん人間以外にありませんけれど。

君たち
は
絶滅危惧種
なのか?
Are You Endangered Species?
2021年4月に講談社タイガより発行され、現在第1刷です。
WWシリーズ第5作は、絶滅危惧種の動物を巡る騒動。既にクローンが完全に実用化し、絶滅は回避されている世界ですが、種の保存ではなく、そうした動物のコントロールについての研究が密かに行われている、といった疑惑が持ち上がります。

リアル
の
私
は
どこにいる?
Where Am I on the Real Side?
2022年4月に講談社タイガより発行され、現在第1刷です。
WWシリーズ第6作は、ヴァーチャルで会った女性からの依頼で、失踪したリアルの彼女の行方を追うことになります。しかも、このリアルの彼女は、いつの間にかウォーカロンとすり替えられていた疑いが浮上。さらに、ヴァーチャル国家の独立騒動に、この失踪事件が関係してきます。

君
が見たのは
誰
の
夢
?
Whose Dream Did You See?
2023年4月に講談社タイガより発行され、現在第1刷です。
WWシリーズ第7作です。舞台は久しぶりに日本。未知のウィルスが、新しい検査方法によって発見されます。また、前作で話題となった人物の一人が遺体で発見され、グアトたちは、キョートの博物館を訪れます。ウォーカロン・メーカが開発した新細胞がついに予約開始となりますが……。

何故
エリーズ
は
語
らなかったのか?
Why Didn't Elise Speak?
2024年4月に講談社タイガより発行され、現在第1刷です。
WWシリーズ8作めです。最近では、1年に1作というペースになりましたが、来年はどうでしょうか。今作は、ある科学者の研究に関するミステリィで、やや難解な部分があるかもしれませんけれど、諦めずに読んでいただければ、と思います(願望)。
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