MORI Hiroshi's Floating Factory
Model Railroad Workshop

<機関車製作部>

弁天ヶ丘線技術研究所


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 工作室の暖房について、そろそろ考えないといけないかもしれません。暑さよりも、寒さに弱いのです。デスクワークだったら、動かないから小型のファンヒータでスポット暖房すれば事足りるのですが、工作の場合、立ち上がって常に動きますから、どうしても部屋全体を暖めないといけない。寒いとやる気が起こりませんからね。自分をやる気にさせる環境を整えることが大切です。

 弁天ヶ丘線の工事レポートもそろそろ丸2年になろうかとしていますので、森オーナの傾向が掴めてきたかと思います。端的に言いますと、こつこつと同じものを地道に作り続けることができない。そのかわり、工作のスピードはそこそこ速い。という特徴があるかと思います。「とりあえず作ってみる」方式が主流で、「試作」が多く、なかなか腰を入れた本工事や本工作をしようとしない、ように見受けられます。

 これは子供のときからの特徴で、何を作っても、「もう少しゆっくりと落ち着いてやりなさい」と言われました。全然変わっていません。また、それだからこそ、1つのものを少しずつ我慢して進める、なんて作業に憧れるし、また、それができたときには、自分を褒めてあげたくなる、というメカニズムですね。とにかく、この歳になると、自分以外に褒めてくれる人はいないし、自分に褒められるのが一番嬉しいわけです。

 名刺の肩書きの一番上には、「クラフトマン」と書いています。それなのに、まだ組み立ててないキットが山のようにあって、もし災害などで交通が麻痺して家から一歩も出られなくなっても、1カ月や2カ月は、工作を続けられるのに充分なアイテムが備蓄されています。その場合、最初になくなるのは、ネジとか接着剤とかでしょうか。その次に工具関係が足らなくなるでしょう(こんなにあるのに!)。鉄道と飛行機のキットだけで、一生分は既に超える量があるのではと思われます。

 もう一度、庭の草を刈ったら、正式開業でしょうか。もう涼しいから開業しても良いのですが、走らせる時間があったら、工作をしてしまう、というジレンマ……。

 今回のレポートは、かなり技術的というかテクニカルなものというか、同じ意味ですけど、そんな真面目な内容を集めてみました。『ミニチュア庭園鉄道』を出したあとの本レポートは、いやに具体的内容が多くなった、とのご指摘もいただきます。そうですね、こんなものでも、誰かの役に立つかもしれない、という超希望的観測の上に成り立っている銀河鉄道の夜みたいな心境です(わかりません)。


<電動ポイント切換機試作>


<1日で完成する簡易ポイント>


<線路の自作>


<レール・ベンダ>


<本格ポイントの製作>


<『ラピタ』取材>


<技功舎の運材車>


<ホビールームの主>


<いよいよ蒸気機関車を組む!>


<営業運転再開は?>

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