ノムラホイホイ

 ノムラホイホイ: ペットボトルによるトラップ 、ゲンゴロウからオサムシ、キノコムシまで採集可能。詳しくは、原著より引用するのが適当だろう。

「1)材料 ペットボトル: 2リットルの角形のものが最適、出来れば全部これに統一したい

    針金:手で折り曲げられる程度のもの

    スプレーラッカー1茶色、濃緑、灰色、黒(どれか2-3種類)

ゲンゴロウトラップに応用する場合、1個につき5m程の蛍光黄色の水系(工事や農作業で使う目印用の糸、腰の硬い方がもつれにくくてよい)。ベットボトル以外はホームセンターで購入可能

2)道具カッター、ハサミ、ペンチ、千枚通し

3)作り方

(1)ベットボトルの上部で最も幅広くなった部分をかカッター及ぴハサミで切断する、特大の昆虫(カブトムシ、ナミゲンゴロウ)を採集したい場合にはボトルの口の部分を切り落として広くする。

(2)切り放したじょうごの部分を、口が中へ向くように逆に据え付けて、針金で止める、この部分がワンタッチで開閉できるようにするには工夫が必要である。手を抜くにはガムテープで貼る、等の方法が考えられるが、針金の方が強度が強く、機能的である。

(3)底の部分と、底から2,3センチの胴体部分に6個ずつ位の本抜き穴を開ける。この本抜き穴はバナナ、オサムシトラップとして掛ける場合には中に水が溜まらないために重要である,またゲンゴロウトラップとして用いる場合、逆に中に適度に水が入って半分流んだ様な形になるために必要である。王ボトルの胴体には上から1/3位の所(少しくびれている〕の4隅に1個ずつ針金を通す穴を開ける二三二の状態では全体として透明であり、このままでも使用できないことはないが、これに色を塗る二とで、このトラップの非常にすぐれた長所を引き出すことが出来るのである、できればスプレーラッカーで胴体の3面に迷彩色を施すとよい、これは、

1)光る物をいたずらするカラスの襲撃を避ける、

2)バナナを直射日光から遮り、適度な発酵を促すとともに中に入った虫の死亡、乾燥を防ぐ、

3)夜間中に入った虫は、夜が明けて光が人ると逃げだそうとする性質があるので、それを防ぎ、中にとどまることが出来るようにする(特にゲンゴロウに効果有り)、

等の効果が期待される。つまりこれは、トラップの被害を避け、トラップに入った虫をできるだけ生かした状態で、しかも良い状態で回収するための工夫である。」

(以上 野村周平・野田 亮、1998 より引用)

野村周平(1995)「究極のトラップ」. 新筑紫の昆虫, (4): 87-104.

野村周平(1996)「究極のトラップ」その後. 新筑紫の昆虫, (5): 71-82.

野村周平(1998)千葉県船橋市におけるクロカナブンの大量発生. 月刊むし, (323):42.

野村周平・野田 亮(1998)ペットボトルを利用したトラップ「ノムラホイホイ」. ルカヌスワールド, (7): 5-9.

野村周平・野田 亮(1998)ペットボトルを利用したトラップ「ノムラホイホイ」. ルカヌスワールド, (8): 12-15.

(文責:島野智之)