97年チャプター山中湖
「トーナメンター」なんてかっこいい響きなんだろう。その響きに憧れて、今年から始まる山中湖チャプターにチームぺんぺん草のチームメイト、S武さんと挑戦します。トーナメントで自分の釣りがどこまで通用するのか?これからの釣りヒントになることはあるのか? いろいろ探って行ければ良いと思っています。

第1戦 マイクスカップ

4月20日ついに山中湖チャプターが開幕戦です。トーナメント初挑戦、いったいどんな戦いになるのでしょうか?山中湖の朝は、まだガイドが凍り付くほど寒いそうです・・・。リミットメイクできんのかなぁ〜?
プラクティス 4月19日(土) 雨/曇/霧

6:30ポートビラの浜に着くと同船者はもう来ていた。このトーナメント同船するのは、去年のBTC初戦の帰り道でおかまを掘ってから不幸続きで、不幸王と呼ばれるようになったS武さん。釣りの腕は信頼できるので、山中湖の経験が少ないワシにとっては心強いパートナーだ。
それにしても天気が悪い、霧も出ていてなんかやばい感じだなぁ。雨もポツポツ落ちてきたぞ、昨日買ったばかりのカッパを着て、とりあえず、プラに出ましょうか。
さてまずは、国道前。ラバジ、スピナベを投げてみるが無反応。常で2本、S武さんは4本取るが型がいまいち。魚は3.5mあたりに居ることを確認。
いったん浜に戻りT樫さんを乗せて3人で湖にでる。このT樫さん、1年の1/3を山中湖で過ごす強者。ワシらのプラには欠かせない存在なのです。
東電前、ママの森と探るが魚は取れない。ガイドのお仕事中のN本Jプロ会い、サスペンドミノーで4本釣れたと言う話を聞くが、ワシらはいまいち。このポイントも感触悪いなぁ・・・。
そうこうしているうちに、霧が濃くなってきた。もう周りは真っ白。怖いから浜に帰ろうと言うことになったが、いくら走っても浜に着かない!遭難したか?と思ったら、対岸に着きました。でも浜からはかなり離れたところ、ゆっくり岸沿いに浜まで帰りました。あ〜怖かった。ボートには必ずコンパスを積んでおきましょうね!
昼食後は、内緒のポイント。魚探をかけまくってポイント確認のみ、キャストはしませんでした。やっぱり明日はここで勝負か?
その後また国道前にもどり午前中とは違うレンジを探るがあたりなし。とりあえず、ここの3.5mライン。おさえのポイントってとこでしょうか。

本戦 4月20日(日) 晴れ

6:30受付開始。旭が丘観光から出船。エンジンでポートビラの浜に向かうと「7時前はエンジン禁止だ!おまえら役員だろ!なにやってんだ。」と怒られる。
そうです、山中湖は条例で7時前の動力船の出航は禁止なんです。次回もやったら失格にすると注意されました。ついでに、S武さんは浜についてライジャケを着たまま受付に行こうとして、また怒られてました。
8:00トーナメントスタート。
エンジン全開で秘密のポイントへ向かう。魚探でポイントを絞っていると、N本プロ、S藤プロ、O塚プロもこのポイントへ入ってきた。「魚は間違いなく居る!」そう確信して、このポイントで勝負することに。マーカーを打ち、それぞれがキャストを始めて間もなく、S藤プロ、そしてS武さんにヒット。とりあえず、S武さんが先に釣ってくれてよかったよ。この人、自分より先に人が釣ると機嫌悪いからね。しばらくして、ワシにもヒット。1匹釣れたことで緊張がほぐれた、その後良いペースで魚が釣れてくる。
10:30ワシもS武さんも、なんとリミットが揃ってしまった。
「リミット揃ったんだからどっか他のポイントに行ってよぉ〜。」と周りから声がかかるが、聞く耳持たず。勝負の世界は厳しいのだ、ハハハ。
その後3匹追加して、2匹の入れ替えに成功。魚が弱っていたせいもあり、帰着時間より1時間も早く浜に着く。検量するとワシ2700g、S武さんは2640g。S武さん機嫌悪くしないでね。

第1戦、集計の結果、なんとワシは5位に入賞してしまったのです!!!奇跡の5位入賞でさい先の良いスタートになりました。やっぱり、常は釣れますね〜。しかし、第2戦は苦手のハードルアー大会。去年のハードルアーの釣果は10匹程度しかないワシ、果たしてノーフィシュを逃れることはできるのだろうか・・・。


なんと5位に入賞してしまった!

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第2戦 オヌママリンカップ

さて6月22日は第2戦、苦手のハードルアー大会です。14日はプリプラに行って来ます。
なんとしてもノーフィッシュだけは避けたい。と思っていても相手はお魚。期待薄です・・・。
プリプラクティス 6月14日(土) 晴れ

なんか天気が良すぎるぞ、ワームでもそれほど調子良さそうじゃないし。
山中湖のポイントと呼ばれるところはほとんど回ってみた。試したリグは常ミノー、ミノーキャロ、ジグスピナー、スピナーベイト・・・。本戦と同じ時間帯でノーバイト、ノーフィッシュ。「おい、S武。どうする?、全然釣れないぞぉ・・・。」
だめだ、今回は参加ポイントのみになりそうです。前日プラで好感触が得られれば良いのだけれど・・・。
来週に続く

プラクティス 6月21日(土) 晴れ

前日の台風が過ぎ、天気は回復してるけど、風が強くて濁りが入ってる。シャローには魚いないんだろうな。
午前7時出船、何やっても釣れないぞ〜。仕方ない「常モードON!」でも釣れない。どうも魚のいないところで釣りをしてるようだ。魚が居ないんじゃ釣れるわけないわな。
ママの森で「チーム枯れススキ」の皆さんに会う、状況を聞くとサスペンドミノーで3本だという。さっそく試してみる。と、ノンキーだが1本獲れた。今回はこのパターンなのか?東電前、ベビーシャッドのドラッギングでノンキー2本。
わからん!魚が見えないよ〜。唯一釣れたこのパターンで行くしかないだろうな。とりあえずノーフィッシュだけは避けたい。でも、この状態じゃ危ない感じ・・・。さぁ、困ったぞ。

本戦 6月22日(日) 曇

ハードルアー大会です。プラでも好感触がつかめずどうしましょ・・・。
7:00。さあ出発だ!さて、船どこに着けようかなぁ〜。
「やばい、長靴!」って、おいおいおやじィ、長靴はいてなきゃ浜に降りられないじゃない、「おぶってやるよ」なんて言ったけど、S武さんの体重は80オーバー。取りに戻って正解でした。 ミーティングぎりで間に合ったけど、なんか先が思いやられるね・・・。
ミーティングも終わってスタートです。が、???。
「っだよ、今度はう○こかよ〜。さっきしたじゃない。どうしようか?って、船の上でできるのかい?嫌だよ、後ろでぷりぷりなんて。仕方ない、行って来なさい。」
どうも今回はかみ合ってないなぁ。さあさあ、魚探しに出かけましょ。ハードルアー大会と聞いただけでやる気を無くしていたワシら二人。結局、ここだと言うポイントも見つからず、東電前へ。
S武さん、早速1本。ワシもパンを食べながらミノーのドラッギングで1本釣れてしまった。ヌハハ、これでノーフィシュは無くなったぜ、と同時にやる気もなくなったぜ。そばではS武さんがでかいのばらしてる。あら、残念だったわね。
「ここだめだよ〜、どっか行こう。」完全にやる気のないワシ。そこで国道前に移動。でもやっぱり釣れないのよ、帰着時間も迫ってきたのでドラッギングしながら浜に戻ることに。途中、S武さんが1本追加。さすがだねぇ。

まぐれは続くものではありませんね。途中で集中力を切らせてしまったのもまずいですね、それも普段ワームばかりで釣りをしているため、ハードルアーでの戦略が立てられなかったのが原因です。上位入賞者はしっかりキーパーそろえてますもんね。基本を勉強し直さなければと考えさせられる1戦でした。キーパー1匹570g。トホホな87位。

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第3戦 L&Fカップ 台風中止編

7月25日第3戦、やったワームが使えるぞ、常れるぞ。今回、S武さんは仕事が忙しくプラなしのいきなり本戦。ワシ一人でプラします、新品のエレキ、操船は少々不安ですが・・・。
それにしても、また台風が近づいてます。なぜここまで好タイミングで台風が来るの?夏休みとって来たんだから、どうかそれてくださいませ。

プラクティス 7月23日(金) 晴れ

一人きりの山中湖。平日でボートも少ないし、ちょっと風はあるけど天気良いし最高だな、なんて言ってる場合じゃ無いよ。魚、探さなきゃ魚。
まずはママ森から長池までを風にまかせて流して行く。しかし、バイトひとつ無い。次の国道前でも、ノーバイト。シャローは捨てた方が良いのか?
昼も近くなったきたので浜に戻る。途中、水中島周辺の7mラインで魚探に反応があった。しばらく探っていると、キーパーサイズが3本。午後からは東電前のシャローをチェック。またまたノーバイト。仕方ないので水中島に行ってみる。そこでキーパーサイズを2本。
よし、シャローは捨てよう。やっぱりディープだよね、夏の釣りだよね。台風も明日上陸しそうだし。そうなれば、完全にシャローはアウトだもんね。今回はこれで決まりっす。
浜に戻って今日の状況をN本プロに聞いてみると、シャローにもウィードの中に魚はちゃんと居たそうな。えっ?全然気が付かなかったよ〜、まだまだ甘いんだなぁ、トホホ。
夜は一人湖畔の宿で、コンビニ弁当をつまみにビールを飲みながら、浜で子供たちがしている花火を見ていました。寂しくて涙が出てきましたよ。あぁ、もう夏休みなんですね。もう寝よう・・・。

プラクティス 7月24日(土) 曇・雨

朝、電話が鳴った。いつもチャプターの手伝いをしているTさんからだった。浜に居るのだが、一緒に湖に出ないかと誘いの電話だった。今日はオカッパリでもして遊んでいようと思っていたが、せっかくなのでもう一日プラをする事にした。
タックルを用意して出船。今にも雨が降ってきそうだ、風もかなり強い。国道前。何を投げても反応が無い。しばらく粘ってみるが、魚の気配は感じられなかった。
で、やっぱり水中島。昼までに12本。ディープだよ、ディープ。だけどプラでこんなに釣ってしまって良いのだろうか・・・。まっいっか、雨も振ってきたし、明日は中止じゃないんすかぁ?
浜に戻る途中、豪雨に遭遇。カッパの上着しか着ていなかった私は、パンツまで濡れてしまった。山の天気は急転します。天気があやしい時は、カッパ上下をきちんと着ましょうね。
コインランドリーでズボンを乾かし、車で昼寝をしているとTさんがやって来た。 寝ていて気が付かなかったが、前も見えないほどの雨が降っている。中止の決定が出たようだ。まぁ、この天気では仕方ない、安全第一ですからね。
ちょっと残念な気はするが、今日はTさんの会社の保養所でゆっくり休ませてもらうことにしましょう。

本戦 7月25日(日) 台風

 台風で中止じゃ!次回は9/15です
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第3戦 L&Fカップ

今回もまたS武さんは仕事でノンプラ。そこで前回のハードルアー大会で見事3位入賞を果たしたT橋さんが、一緒にプラに出てくれることになりました。T橋さん、 上位入賞を狙っているようで、気合い十分です。しかし、最近の山中湖の状況は渋いようです。魚みつかるんかねぇ?そして、今回もお約束の台風です。ここまでくると、あきれて物が言えん。もうどうにでもなってくれ。
プリプラクティス 9月13日(土) 曇

湖の一部じゃ既にターンオーバーも見られ、山中湖は完全に秋なのね。千葉はまだ半袖、短パンで過ごせるって言うのに。ちゅう訳で、今回は秋のパターン。ベイトフィッシュを探しに行きましょう。でも、はっきり言って最近は釣れないそうです。
まずは水中島周辺をチェック。しか〜し、魚探には何も映らんぞ。2週間前に来た時とは状況がまったく違ってる。まあ珍しい事じゃありませんけどね。400g前後の魚を2,3本釣って国道前へ。国道前は死んでるって情報を聞いていたんですが、こりゃ見事なまでにウィードが無くなってますね、以前49cmを釣っているポイントなので、期待してたんですが、これじゃ釣りになりやせんなぁ。ポイントを広く探ってみましたがノーバイト。ほんと完全に死んでます、来シーズンに期待しましょ。
さて、長池のウィードエリアに来ました。T橋さんがアジを数本、ワシはなんとかキーパーに届く位のを1本。魚は居るようですが、サイズが全然足りません。ここもあんまり期待出来そうにないなぁ。
昼食をはさんで、SPG前を回りまた水中島に来ました。おぉ、ベイトが映ってるよ。10mディープ復活か?!キーパー数本釣って、今日のプラは終了っす。
シャローで一発大逆転という展開を考えていましたが、どうも怪しそうですな。 水中島周辺に復活の兆しが、明日の状況を見ることとしましょう。
それにしても、まだまだ操船が甘いなあ。T橋さん、ご迷惑お掛けしました。また、アドバイスありがとうございました。バウデッキ買って修行します。

プラクティス 9月14日(日) 曇

今日は、チャプターの手伝いをしているUさんと同船です。エレキのみの出船なので遠くのポイントは回れません。そこで、先月のJBCCトーナメント優勝者が入った旭日丘観光桟橋前のウィードエリアをチェックし、水中島へ回ることにしました。
旭日丘観光周辺には、まだまだウィードが多く残っていました。が、ここ釣れないよぉ。スピナベでウィードの面を引いたり、スプリットをウィードの穴に落としたりしてみたけども、ノーバイトだ。Uさんも、やっぱりノーバイト。ターンオーバーが起こるほど季節が進んでいるのに、夏の優勝パターン試したって釣れる訳ないよね、まったくお間抜けさんでした。
エレキで向かう水中島の遠いこと、山中湖って広いのね。今日の水中島は、ベイトがどこかへ姿を消していました。当然、魚は釣れません。ワシ2匹、Uさんも2匹掛けただけ。(Uさん、魚掛けただけで喜んでたぞ。別に船に上げなくても、俺は十分なんだって言ってました。う〜ん、さすが大人の釣りだ。)
復活の兆しの見えた水中島。ベイトが居なくなってしまって、このポイントも期待薄だ、明日はどんな戦略をたてれば良いのでしょう?困った・・・。

本戦 9月15日(月) 雨

結局、プラではベイトフィッシュを探すことが出来ず、苦しい展開になりそうです。今回はS武さんも準備に抜かりはありません。長靴もうんこもOK。スムーズなスタートです。
多少の不安はあったものの、やっぱり来てしまいました、水中島。他の船はほとんどこのポイントへ入っていません。このプレッシャーの低さは、もしかして・・・。
しかし、ささやかな期待はもろくも崩れ去りました。昨日同様ベイトの姿はありません。これじゃ、プレッシャーも低くなって当然やね。島の頂上にマーカーを打ち、釣りを開始。1時間近く経ったころ、ワシに1本。ふぅ〜、良かった。トーナメントに限らず、最初の1本って精神的にすごく楽になりますね。しばらくすると、S武さんにヒット。でも、ちょっと小さいよ、トーナメントスケールにあてて見ると・・・。残念、ノンキーでした。この後、ワシが1本追加して、ポイントを変えることに。
ここでは、2時間近く釣りをしまった、ちょっと粘り過ぎたかな?今回、台風の影響で大会は1時間短縮されて行われている。残り2時間、まま森前のディープで勝負をかけることにするが・・・。
やはり当たりは無い。ベイトの反応は出ているのに、バスは付いていないのだろうか?雨も強くなってきた、集中力が落ちてくる。残り時間30分、1本追加。もう時間が無い、S武さんはノーフィッシュだったが、帰着時間に遅れる訳にはいかない。ワシもまだ釣っていたかったが、泣く泣く帰着することに、あぁ、またリミットメイクできなかったよ。

優勝者は、ディープのドラッギング。先週のSANSUIカップの優勝者も、プラ前日に数を釣ってきた人もこのパターンだったそうです。ベイトを追って回遊するバスをキャッチするには、当然と言えば当然ですね。ディープドラッギングで釣れるって知ってたんだけどね。何でしなかったかって?ワシはディープクランク持ってないのさ。次は3週間後、やっぱりこのパターンかな、とりあえずディープクランク買ってこよう。
今回は完全な秋のパターンと言うことで、ベイトフィッシュがキーとなる事がわかっていましたが、プラでは良いポイントを探し出すことが出来ませんでした。ベイトの居ない水中島にこだわり過ぎたのは、完全なるミスでした。また、秋は爆釣のシーズンと言いますが、散っているバスを探す難しさ、秋の釣りの難しさを痛感しました。キーパー3匹1340g、一体何位だったんだろう?次回は最終戦です、悔いのないように、がんばります。
 
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第4戦 マイクスチャンピオンシップ

めずらしくS武さんから電話がありました。前回のノーフィッシュが、かなりこたえてるみたいね、ヌハハハ。今回もノンプラなの?プラはしておくから、しっかり戦略をたてて来なさい。
と言うわけで、最終戦です。ちょっと常吉にこだわり過ぎてましたね、今回は一発大勝負かけてみようと思ってます。台風は来てないけど、山中湖寒いんだろうな。
プラクティス 10月4日(土) 雨

あ〜、眠い。いつもは3,4時間寝てから家を出るんですが、今日は眠れなかったのだ。
湖沼図買ってプラのルートなんか考えたのが、まずかったのかなぁ。気温7度、今にも雨は降り出しそう。今日は一人だから、N本プロがいれてくれたコーヒー飲んでから、ゆっくり出ましょ。
ここで仕入れた情報によると、3,4日前の冷え込みで、ターンオーバーぎみだとか。それ以降、前回の優勝パターンのドラッギングに、まったく反応が無いらしい。シャローも、もしかしたらグッドサイズがでるかも、と言った具合で、はっきり言って釣れないらしい。が〜ん、第3戦から2週間、今回もまた、似たようなパターンを考えてきた私はどうしたら良いの?クランク4つも買ってきたのにぃ〜。
前日、スピナーベイトで20本と言う、ア○ロの怪しい情報をもとに、まずは国道前へ。
しか〜し、何が20本じゃい。なに投げたってバイトもないぢゃねぇの。まったくあてにならない情報に、まんまとだまされ国道前をあとにする。
水中島周辺を大きく探ろうと思い、エンジンドラッグで流してみたが、ホントに無反応。ベイトは映るけど、無反応。どうなってるの?バイトがあったので、思い切りあわせた瞬間、手をすべらせクラッチ気れた。・・・再起不能のバックラッシュ。このために巻いてきたラインがゴミと消えた。結局、ドラッギングではキーパー1本。あ〜あ、だめだこりゃ。
間々森前に向かう途中、前回はまった水中島周辺。ここに居た先行者に話を聞くと、5,6本釣れたという。と話をしながらまたヒット。確かにベイトは居るものの、前回見事にやられてますからね。さぁ、間々森に行ってみましょう。
おぉ、居る居る。ここではしっかりベイトが映っています。水面にまでベイトが群れてます。いい感じぢゃん。まずはキャロ、れ?おかしいなぁ、釣れないよ。クランク、まぁ、これはねぇ。仕方ないね、得意の常か。・・・釣れない。
そうこうしているうちに、上がりの時間が迫ってきました。最後に途中寄ってきた水中島へ。一度良い思いをしていると、わかっていながらもこだわってしまう。まったく進歩ないねぇ。
ベイトの中に常を直撃。釣れた。ラバジを直撃。あら、また釣れた。あらら、リミット揃っちゃったよ。

う〜ん、どうも裏がありそうだな。かと言って他に良いポイントを見つけられた訳でも無いし・・・。いつもながら、情けないプラになってしまった。浜に戻って、みんなから情報仕入れて、それから明日の作戦決〜めよっと。 

本戦 10月5日(日) 晴

S武さんとも話した結果、得意な釣りで行こうと言うことになり、水中島周辺にボートを進めました。ポイントへ着くと、先行者のロッドが絞り込まれています。私らも早速、キャスト開始。N本、S藤プロコンビも、このポイントに入って来ました。今回、N本プロはプラを4日間も行い、完全に勝ちを狙っています。そのN本プロが居ると言うことは、私たちの選択は間違っていなかった。ポイント選びに確信を持ちつつ、しばらくすると、バイトが。しかし、痛恨のラインブレイク。すぐにS武さん1匹目をゲット。このあと、S武さんのフィーバーは続く。
この人、「じゃ、よろしくね。」の一言で、人に雨の中プラさせておいて、隣でバンバン魚掛けてるんだもん。「おい、俺リミット揃ってないんだから、少し分けてよ。」なんて言葉に耳も貸さず、トーナメント中に2桁釣りました。立派です。
開始3時間。二人ともリミットメイクに成功。さすがに、あたりも遠のき出しました。そりゃそうだよね、トーナメント以外の人を含めると、20艇以上の船が集まってるんだもん、半端じゃないっすよプレッシャー。このプレッシャーを避け、少し離れたポイントで入れ替えを行う作戦に変更する。って言うか、ただオシッコしたかったって話もあるけどね。
開始から3時間。リミットは揃ったものの、まだ450gが1本居る。なんとかウェイトアップをはかりたいところだ。しかし、バイトは無い。そろそろポイントを変えようかと考えているところに、待望のバイト。入れ替え成功。その後、ポイントを移すが二人とも、更なる入れ替えは出来なかった。しかし、500gUPが5本、なんとかポイント圏内に入れたのではないだろうか。
そして、ウェイイン。S武さんのウェイトは2930g。え?今までの優勝ウェイト上回るんじゃないの?私は、2960g。やった、S武さんに勝ったよ。トーナメントは数じゃないのよ、S武くん。

結果。私は優勝しました、シャッー!。S武さんは2位です。最終戦にして、予想もしなかった結果となりました。今回も常です。得意のパターンになったのが良かったのでしょう。(どんなパターンが得意かと言うのは、今発売中の「ブラックバスTODAY’97」という雑誌に、私たちチームぺんぺん草の記事がありますから、買って読んでください。)そして、N本プロがくれた唯一のヒントが「早い動きには食ってこない。」この一言で今回のパターンを考えました。さらにラッキーだったのは、私たちが入ったポイントは、N本プロが見つけた第一ポイントだったこと。いや〜、今回は大当たりでしたね。うははは。
 
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年間成績

97年チャプター山中湖成績

マイクスチャンピオンシップ優勝!  第1戦  5位 26Pts
 第2戦 85位  5Pts
 第3戦 48位  5Pts
 第4戦  1位 30Pts

 年間ランキング 4位 66Pts


それは今年の春の北浦。「山中でチャプターやるけど出てみない?どうせ、春過ぎから山中行くじゃん。」軽い気持ちで参加した第1戦で入賞。苦手のハードルアー大会では、惨敗し、数釣りのS武さんがノーフィッシュ。そして、最終戦で1,2フィニッシュ。
今年、トーナメントに初挑戦し感じたことは、考えないと魚は釣れないと言うこと。それまで、ただ漫然と釣りをしていた事に気づいたことは、非常に大きな収穫となりました。そして、まだ私の知らないことが、たくさんあること。など、挙げればきりがありません。あ、それとやっぱり常は釣れること。

   更なるステップアップを目指し、来年もチャプター戦に挑戦します。

最後に、同船者のS武さん、チームぺんぺん草のT樫さん、その他お世話になったみなさん。1年間、ありがとうございました。



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