ことばノート 外国編

ことばノート 外国編

英語をはじめ、僕 ( 大倉恭弘 ) が気になる外国語をちょこちょこ集めようと思います。(Feb.20, 2004)




(3)

「いつも弾いているウクレレは?」と尋ねられたジョージ・ヒンクリフの答え。

私のメインのウクレレは1986年にマーシャル・スタンプトンという人が作ってくれた
ワンオフのものでコアウッドで出来ています。サイズはコンサートで音はとてもよいの
ですが、過去17年も使っているので、それはキース・リチャーズが使い倒してトム・
ウェイツの家のゴミ箱に捨てた様な状態になっています。
弦はノーマルのウクレレの弦
に安い釣り用のテグスを高い方に張っています。ある人からハーブの弦やリュートの弦
もよいと聞いているのですが、そのテグスがまだ97メートルも残っているので使わない
とね。

フリーマガジン『Rolling Coconuts』(#21, November 2003)に掲載された、編集部による
インタビュー記事より。ジョージ・ヒンクリフ氏は1985年にロンドンで結成された、ウクレレ
オーケストラ
の中心人物。同グループは、男性はタキシード、女性はイブニングドレスに身を
つつんだ8人組。                 (up date:Thursday, May 27, 2004)


(2)

スイスが五百年の平和でつくったのは
鳩時計だけだ

映画『第三の男』(1949、イギリス)の名台詞。
2004年4月27日朝日新聞夕刊の広告特集「映画の世界で生きて……。
戸田奈津子さん(字幕翻訳家)」より。
これを取り上げたことで、大倉は戦争賛成派なんだな、と思われたら困るんですけど、
なんだろうな、とにかく、僕の心にこの言葉が強く響いたのです。(Wed., April 28,2004 up date)


(1)

AS GOOD AS IT GETS

ジャック・ニコルソンとヘレン・ハントが主演の映画『恋愛小説家』(1997年、米国)の原題。
邦題と違うタイトルは珍しくないけど、これはまたずいぶん違うなぁ。 (Feb.25,2004)


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