G君とバルは、枝やおもちゃの引っ張りあいっこが大好きっ!
特にバルは枝に対して、異常な執着心を持っているので、
公園では、もっぱら枝の引っ張り合いです。
おもちゃだと、すぐにやめてしまう事もあります。
ところが、大きくなってくると、2人の遊び方は、プロレスごっこに変わってきました。
G君はバルの前足をねらって噛みます。
バルはそれを防ぎながら、G君の首の辺りを噛みます。
バルもG君も思うように攻撃できないらしくて、かなりムキになります。
G君はうれしいのと、くやしいので、「ウォンウォンウォン」と鳴いたりする事も・・・
それでも、2人は楽しいらしくて、毎回必ずこのプロレスごっこをします。

ある日、バルの洋服を見事に脱がせたG君は、1人離れた場所に繋がれて
しばらくの間、反省させられていました。
公園では、あんまりワルワルだと、こうして退場させられます。
すぐ近くでみんなが楽しそうに遊んでいるのですから、精神的にかなりキツいはず・・・
ワンコが少なくなってきた頃、やっと自由にしてもらったG君は、
うれしくてうれしくて仕方がありません。
そして、バルとプロレスごっこをはじめました。
その日のG君は、いつもと違って、かなり強いです。
めずらしくバルのほっぺたを噛んで引っ張ったりしてます。
バルもバルで、強気の反撃!ガンガンG君に飛びついていきます。
突然、G君が「バウバウッ!」といつもと違う鳴き方をして、
少し離れたところに行ってしまい、何だか落ち込んでいるようなのです。
あれ?おかしい・・・バル、やっちゃったかも!
そう思って、G君の口や首の辺りを見たのだけど、血はついていない・・・
G君は毛の色が薄いので、もし流血していたら、すぐにわかるはず。
大丈夫だったのかな〜?ちょっとバルが強くて、ひるんだのかな?
そして、その日は別れました。

次の日、G君ママからのメールに、G君が目から流血していた事が書いてありました。
ああーっ!!やっぱり、バルやっちゃってたんだーっ!!
後日見せてもらうと、目のフチの辺りが2ヶ所赤く腫れていました・・・
バルが流血する事はもちろん悲しいですが、
大好きなお友達のG君を流血させてしまった事も、ものすごく悲しかったです。
今はもう、目の腫れもなくなっていて、懲りずにバルとも遊んでいるので、
G君的には、大丈夫だったのかな・・・
でも、本当ーーーーーーーーーーーーーにごめんなさいっ!!

ワンコ同士が仲良しになって、遊ぶ事はとても良い事。
時にはケガもあると思いますが、やっぱり飼い主がキチンと見てあげないといけないなぁと
実感させられました。
バルは普段はいい子ですが、かなり頑固で強気で負けず嫌いで怖いもの知らずなので、
私達が注意してあげないといけません。
今では、同性の子がいる時には、特に注意をするようにしています。
G君とのプロレスは、今でもやっていますが、
かなり激しくなってきた時には、G君パパの「NO!」で、
G君がストップできるようになったので、(スゴイっ!!G君やっぱり頭いい!)安心です。
・・・
流血のページを読んでると、バルもG君もCちゃんも悪い子みたいだけど、
全然そんな事ないので、みなさん誤解しないでくださいね〜!
公園の子は、ちゃんとみんなと遊べるイイ子ばかりですからっ♪

                      

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30.流血っ!G君編