ごあいさつ

所長 川村 英司

東京ドイツ・リート研究所 の会則を読まれればお分かりと思いますが、演奏に直結した、言換えればより良い演奏が出来るための音楽学的な研究をするグループとして1996年9月に設立致しました。

 一部分の整理された資料をご覧になればお分かりと思いますが、この様な資料を個人的に集めましたが、私だけで埋もれさせるのでは集めた意味も半減すると思い、出来るだけ大勢の人に見たいただき演奏の一助になればとスペースを作り研究所を設立しました。


 私の意図に賛同してくれ研究会員として既に120人余の方が仲間に参加してくださいました。東京近辺に在住の方のみならず北海道や九州の方も仲間に入ってくれました。勉強会は平均年5回ですが、欧米からの先生方の来日により臨時の勉強会も開催されます。

我々はより作曲家の意図に正確な楽譜で演奏しよう、正確な楽譜の研究をしようと言う仲間で、現在我々が信頼している楽譜にどのような落とし穴があるのか、印刷ミスなどを会員相互で気が付いたものを知らせ合う事もしています。


 目的は 1)作曲家の意図した事柄を正確に伝えている楽譜の研究。
     2)演奏に直結する音楽学的な研究をする事。
でより正しい楽譜でより良い演奏ができるように研究することが主眼点です。

講師には国内外の音楽家、独文学者など多士済々です。国内外の先生方のお話しを伺う事は我々の視野を広くするためにも大切な事と思います。

 会員の参加費は2,000円、会員以外は4,000円です。
 仲間として参加希望の方は私のところまで御一報 下さい。図書閲覧室が少しづつ整備されてきていますのでご利用下さい。

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