Beaujolais Nouveau 1998
ボジョレー ヌーボー 1998
(Le Pere La Grolle ル・ペール・ラ・グロール)
&
Beaujolais-Villages Nouveau 1998
ボジョレー・ヴィラージュ ヌーボー 1998
(Pierre Ponnelle ピエール・ポネル)
今年もやってまいりました(*^o^*)ボジョレー ヌーボーの解禁日!
世界同時解禁日&時差の都合上日本がいち早く解禁という事で
毎年、わくわく胸躍らせていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
ワインを飲まない方でも、ご存知のボジョレーですが・・・
一時のクレージーな盛りあがり後、なんだか「えっボジョレー、なぁんだ・・・」
といった感じの方が増えてしまいましたよね?
と言う私は、実は異様に盛りあがっている頃はあまり興味がありませんでした。
ワインは好きなのに・・・天邪鬼なんですね(^^ゞ
ブルゴーニュ地方のボジョレー地区はムーラン・ナ・ヴァンやフルーリーなど
村名のついた素晴らしく魅力的な(長期熟成可能なワインも)赤がいくつもあります。
ただボジョレーとだけ表示のある物は、ボジョレー地区で造られたものという
大きいカテゴリーになり、気さくに飲んでいただくようなタイプのワインになります。
ボジョレー・ヌーボーを飲んだだけで、ボジョレー地区の評価をされるのは、とても危険??です。
今回は、村名ワインの次のランクのボジョレー・ビラージュのヌーボーと、
気さくなボジョレーのヌーボーをご紹介いたします。
(ボジョレー地区のワインは村名のワイン、ボジョレー・ビラージュ、ボジョレー・シューペリュール、
最後にボジョレーという4ランクに分かれています。)
ボジョレー地区の赤ワインはぶどう品種ガメイ種からくる、美しく深いルビー色と
華やかでフルーティーな香が特徴で、更にヌーボーはフレッシュ感を楽しむため&
新酒でも美味しくいただけるようにマセラシオン・カルボニック法という醸造方法で造られて
あのフレッシュで果実味あふれる味になるそうです。
マセラシオン・カルボニック法(破砕せずに数日間そのまま置き圧搾する方法。)
前置きが長くなりましたが・・・
今年のBeaujolais Nouveau&Beaujolais-Villages Nouveauの
お味ですが・・・
なかなか健全でい〜ぃい感じですね♪
特徴の濃いルビー色、心地よい酸、ほとんど渋みの感じられない
ジューシー&フルーティーな味と香りが楽しめました。
やはり、若干アルコール度数の高いビラージュのヌーボーの方が
すこぉ〜し濃度が濃いようで、あしが長く、また色も深く
深紫のビロードを思わせます。軽い渋みも味わえます。
かといってボジョレーが悪いというわけではなく、
明るいルビー色で、ぶどうジュースから甘味だけ取ったような初々しさは
捨てがたいものがありますね♪
前評判通りの、チャーミングなワインでした。
Beaujolais Nouveau が2000円弱
Beaujolais-Villages Nouveau が2400円前後で販売されています。
良心的なリカーショップでしたら、数日で終売になりますので、
その前にご購入して、今年採れたての自然の恵みを
楽しんでみませんか?
私も、もう2〜3本試してみようと思っております♪