ホットカクテル(2)
【収録カクテル】 ホット・ウィスキー・トゥディ ホット・ブランデー・エッグ・ノッグ ホットワイン・レモネード グロッグ
今回は前回に引き続いてホットカクテル第2弾を紹介していきたいと思います。
ホットカクテルで体をあっため、風邪を撃退しましょう!!
※文中にある「ステア」は混ぜるという意味です。
また、tspはティースプーンのことです
ホットカクテルを作る時に必ずといってよいほどついてくるのが、
「シナモンスティック」と「クローブ」です。
※ クローブは日本名で丁子です。スーパーのスパイスコーナーなど入手できます。
その甘い香りがホットカクテルに良く合います。カクテル以外にもビーフシチューや
ポトフ,焼きリンゴなどの料理に使うスパイスとして利用できます。
価格は300円から500円程度です。
※ シナモンスティックは肉桂(ニッキ)の樹皮をはぎ、乾燥させたものです。クローブと
同様、スパイスコーナーに売っています。カクテル以外にも紅茶やカプチーノなどを
飲む時に使えます。また、料理用のスパイス(使用例としてカレーやジャム、果物の
シロップ煮など)として使うことも出来ます。
価格は内容量にもよりますが500円以内で買うことが出来ると思います。
左から角砂糖・シナモンスティック・クローブ
― 材料 ―
ウイスキー | 45ml |
角砂糖 | 1個 |
レモンスライス | 1枚 |
クローブ | 3〜4粒 |
熱湯 | 適量 |
・ カットレモンがないときは、SAKOのレモンジュースで代用して下さい。
― 作り方 ―
1.耐熱グラスに角砂糖を入れ、少量の熱湯で溶かします。
2.ウイスキーを入れ、熱湯を満たします。
3.軽くステアして、レモンスライス,クローブを入れます。
4.マドラーまたはロングスプーン(好みでシナモンスティック)
を添えて、出来あがり。
※ 家に耐熱グラスが無い!という方はマグカップなどで作られても良いかと思います。
※ ここで使うウイスキーはスコッチウイスキーになります。
※ あまりくせのないウイスキーを使うことをおすすめします。
※ シナモン,クローブ,レモンの相乗効果により、とても飲みやすくなります。
シナモンやクローブは無くてもなんとかなりますが、レモンスライスは
なるべく入れたほうが美味しく飲んでいただけると思います。
― 材料 ―
ブランデー | 30ml |
ダークラム | 15ml |
卵 | 1個 |
砂糖 | 2tsp |
牛乳 | 適量 |
― 作り方 ―
1.卵を卵白と卵黄に分け、別々に良く泡立てます。
2.卵白・卵黄を一緒にして砂糖を加え、さらに泡立てます。
3.泡立てた卵、ブランデー、ダークラムをグラスに注ぎます。
4.沸騰寸前くらいに温めた牛乳を注ぎ、軽くステアします。
5.出来あがり。
※ 甘いのが好きな方は砂糖の量を増やしてもかまいません。
※ 家に耐熱グラスが無い!という方はマグカップなどで作られても良いかと思います。
※ 卵白・卵黄を泡立てるのは熱い牛乳と一緒にした時に凝固するのを防ぐためです。
ただ、熱い牛乳を入れる関係上、多少の凝固は避けられないと思います。
※ ダークラムを30ml,ブランデーを15mlに代えるとカクテルの名前が「ホット・
エッグ・ノッグ」になります。
― 材料 ―
赤ワイン | 60ml |
レモンジュース | 15ml |
砂糖 | 1tsp |
熱湯 | 適量 |
― 作り方 ―
1.耐熱グラスに砂糖を入れ、少量の熱湯で溶かします。
2.赤ワイン,レモンジュースを入れます。
3.熱湯を注ぎ、レモンスライスを入れます。
4.出来あがり。
※ ホット・レモネードにワインを加えるという形のカクテルです。
※ 家に耐熱グラスが無い!という方はマグカップなどで作られても良いかと思います。
※ ベースになる酒(ワイン)のアルコール度数が他のホットカクテルに比べて低い
ので、 お酒に弱い方でも楽しんでいただけると思います。
※ もしクローブがありましたら、こちらにもお入れ頂くと甘い香りが
楽しめますので、是非お試しください。
― 材料 ―
ダークラム | 45ml |
レモンジュース | 15ml |
角砂糖 | 1個 |
シナモンスティック | 1本 |
熱湯 | 適量 |
― 作り方 ―
1.耐熱グラスにダークラム・レモンジュースを入れます。
2.角砂糖、シナモンスティックを入れます。
3.上から熱湯を注ぎ入れ、ステアます。
4.出来あがり。好みでクローブ3〜4粒を入れて飲んでください。
※ 家に耐熱グラスが無い!という方はマグカップなどで作られても良いかと思います。
※ 1740年代、とある英国の提督が部下に支給していたストレートのラムを水で
割って支給するように改めました。その英国提督が着ていた外套「グロッグ」
から名前の由来がついたカクテルです。ちなみに、ボクシング用語の「グロッキー」
もここから来ています。
※ ベースとなるダークラムに甘味があるため、とても甘酸っぱくて飲みやすい
カクテルになっています。
いかがでしたでしょうか?まもなく春がやってきますが、
まだまだ寒いこの時期、ホットカクテルは本当におすすめです。
ホットカクテル(1)とあわせて、興味のあるものを是非一度お試しください。