イタリア生まれのロングサイズ・ガリアーノ
今回は日本ではあまり馴染みがありませんが、産地・イタリアでは
人気のある黄金色に輝くリキュール、ガリアーノ
を紹介したいと思います。
ガリアーノは20世紀の始めにイタリアで作られました。
酒の名前は19世紀末に、エチオピア戦争で活躍した
イタリアの将軍、ジュゼッペ・ガリアーノの名前から取られました。
アニスやバニラをはじめ、40種類以上の薬草や香草を
調合して造られています。また、その特徴である黄金色は
サフランを使って着色しているという事です。
また、このリキュールのもう一つの大きな特徴はその「背の高さ」にあります。
寺院の円柱を模してデザインされているこのビンは他のお酒と
比べても相当背が高く、我が家の食器棚には入れることが出来ません(^_^;)
お店やBarなどで見かけたときはその長さに驚かれるかもしれません。
このガリアーノはバニラの香りがとても印象深く、味はアニス等の
香草の風味がほのかに感じられる甘口になっています。
値段はディスカウントショップで2000円台前半くらいだったと思います。
大きな所でないと売ってないかもしれませんし、飲み方としてあまり
応用の利かないリキュールなので、もし試してみたいという方は
Barなどで飲んでみてはいかがでしょうか?
このリキュールを使ったカクテルではデザートカクテルの「ゴールデン・キャディラック」,
スクリュードライバーのアレンジの「ハーベイ・ウォールバンガー」が
有名です。特に「ハーベイ・ウォールバンガー」はスクリュードライバー
(ウォッカ+オレンジジュース)にガリアーノを加えるだけという手軽な
ものなので、もし自宅で使われる場合はこのカクテルを
試しされるとよいかと思います。