ブランデーベースのカクテル
【収録カクテル】 ニコラシカ ホーセズ・ネック ダーティー・マザー アトランティック・コニャック
今回はブランデーをベースにしたカクテルを何種か紹介していきたいと思います。
ブランデーにも色々ありますが・・・(コニャック、フレンチブランデー、アルマニャックetc)
美味しいブランデーを使えば、より美味しく出来ますし今一つのブランデーでも
それなりに美味しくなりますので(それがカクテルのおもしろい所ですね)
是非一度お試しください。
※文中にある「ステア」は混ぜるという意味です。
また、tspはティースプーンのことです
― 材料 ―
ブランデー | 適量 |
スライスレモン | 1枚 |
砂糖 | 1tsp |
― 作り方 ―
1.リキュールグラス(写真ではサワーグラスで代用)にブランデーを入れます。
2.砂糖1tspをスライスレモンに乗せます。
3.スライスレモンをリキュールグラスの上に乗せて出来上がり。
※ このカクテル、初めて飲む方はちょっと戸惑われるかもしれません。
飲み方としてはまず砂糖の乗ったスライスレモンを口に含んで噛み締め、味が
口中に行き渡った所でブランデーを口に流し込みます。いわば口の中で作る
カクテル、それが「ニコラシカ」です。
※ スライスレモンの皮が嫌いな方、または農薬等が心配な場合などは、
スライスレモンの皮の黄色の部分をカットしてお使い下さい。
※ 上に乗せる砂糖ですが、写真のように固めたい時にはグラニュー糖では
固まらないため、上白糖や三温糖等をお使いください。本来はリキュール・グラス
に上白糖を入れ固めますが、上記写真ではシェーカーのふたに上白糖を入れて
押し固めてみました。
― 材料 ―
ブランデー | 45ml |
ジンジャーエール | 適量 |
レモンの皮 | 1個分 |
― 作り方 ―
1.レモンの皮をらせんむきにしたものを1個分作ります。
2.らせんむきにしたレモンの皮を大き目のグラスに入れます。
この時、レモンの皮をグラスの縁に引っ掛けるようにします。
3.グラスに氷を入れ、ブランデーを入れます。
4.ジンジャーエールを注ぎ、軽くステアします。
5.出来あがり。
※ グラスの縁にかけられたレモンの皮の形状から、ホーセズ・ネック=馬の首
という名前をつけられたカクテルです。その名前から、縁起かつぎとして
競馬ファンの間で愛飲されたという話も残っています。
※ レモンの皮が嫌い、農薬などが心配という方は、レモンの皮を省略して
しまっても構いません。この場合、カクテルの名前は「ブランデー・ジンジャー」
になります。
※ ブランデーとジンジャーエールの相性は驚くほどよいです。ホーセズ・ネックにして
も、ブランデー・ジンジャーにしても、一度お飲みになることをおすすめします。
※ 甘いのが苦手な方は、ジンジャーエールの量を減らし、代わりにソーダを
加えて、甘味を抑えられるとよいのではないでしょうか?
― 材料 ―
ブランデー | 40ml |
コーヒーリキュール(カルーアetc) | 20ml |
― 作り方 ―
1.氷を入れたロックグラスに、ブランデーを入れます。
2.コーヒーリキュールを加え、軽くステアします。
3.出来上がり。
※ ブランデーベースのカクテルの中でも、最も手軽に作ることの出来る
カクテルのうちの一つです。
※ ブランデーとコーヒーリキュールが合わさった芳醇な味を楽しむ事が出来ます。
食後になにか飲みたい、でもブランデーだとちょっときつい・・・という方に特に
おすすめできると思います。
※ このカクテルのブランデーをウォッカに代えるとブラック・ルシアン、ブランデー
をテキーラに代えるとブレイブ・ブルというカクテルになります。
※ アルコールがきつく感じられる方は、牛乳を少し加えていただくと
飲みやすくなってよいのではないでしょうか?
― 材料 ―
ブランデー | 30ml |
コーヒーリキュール(カルーアetc) | 15ml |
オレンジジュース | 適量 |
― 作り方 ―
1.氷を入れた大きめのグラスにブランデーを入れます。
2.コーヒーリキュールを入れます。
3.適量のオレンジジュースを注ぎ、軽くステアします。
4.出来あがり。
※ 上記で紹介しています、ダーティー・マザーにオレンジジュースを加えたものが
このアトランティック・コニャックです。本来はブランデーとカルーアをシェーク
して作るのですが、ここではステアでご紹介しました。
※ 一見、意外な取り合わせに見えますが、ブランデーとコーヒーリキュールが
オレンジジュースにマッチし、より深い味をかもし出しています。
スタンダード・カクテルではないようで、スト妻もレシピに驚いていましたが
エキゾチックで美味しいと申しておりました。
一般的にはストレートで、あの独特な形状のスニフターグラスを使い、
手で温めながら楽しむという形が定番のブランデーですが、
これからの暖かい季節には是非
冷たいカクテルで、違う顔のブランデーをお試しください。
きっと気に入っていただけるはずです。