ブラッディメアリー&ブルショット
【収録カクテル】 ブラッディメアリー ブルショット
今回は甘くなくてさっぱりと飲めるウォッカベースのカクテル、
「ブラッディメアリー」と「ブルショット」を取り上げたいと思います。
※文中にある「ステア」は混ぜるという意味です。
ブラッディメアリーの「ソース」について・・・
ブラッディメアリーは基本的にはウォッカをトマトジュースで割ったシンプルなレシピです。
それだけでも充分美味しいのですが、さらにレモンやセロリ、塩やタバスコ、ソース
などを入れるとより美味しく飲む事が出来ます。
また、「レモンを入れない」、「タバスコは多めに」といった味のバリエーションを
作る事も出来ます。今回はそんなバリエーションの一つとして、英国産のソース、
LEA&PERRIS(リーペリン)のウスターソースを紹介します。
このリーペリンのウスターソースは、Barやレストランなどでよく見かけられるソースです。
(もちろん、一般のスーパーで比較的簡単に買う事が出来ます。)
日本で作られているウスターソースに比べるとよりスパイシーで、甘味も
少なくなっています。今回はこちらをブラッディメアリーの隠し味として使ってみました。
(日本産のソースを使ってみてもいっこうに構いません。むしろリーペリンより
日本のソースのほうがしっくり来るという人もいますので。)
ブラッディメアリー
― 材料 ―
ウォッカ | 45ml |
トマトジュース | 適量 (好みで) |
塩,タバスコ,ソース | 適量 (好みで) |
セロリ | 1本 (好みで) |
カットレモン | 1/6個 (好みで) |
― 作り方 ―
1.氷を入れた大き目のグラスにウォッカを入れます。
2.トマトジュースを適量入れます。
3.好みで、塩、ウスターソース、タバスコで味付けします。
4.好みでセロリスティックとカットレモンを飾ります。
5.軽くステアして出来あがり。
※ カクテルの名前は16世紀半ばにプロテスタントを迫害したイングランド女王、
メアリー1世のあだ名から来ているという説が有力です。
※ このカクテルに使われているウォッカをジンに変えると「ブラッディ・サム」、
テキーラに変えると「ストロー・ハット」というカクテルになります。
※ トマトジュースや塩、ソースなどの割合や銘柄は全てお好みです。ご自分で
お好きな割合を考えてみるのも面白いと思います。
― 材料 ―
ウォッカ | 45ml |
ビーフコンソメ | 適量 |
塩,タバスコ,ソース | 適量 (好みで) |
― 作り方 ―
1.氷を入れたロックグラスにウォッカを入れます。
2.グラスに(ビーフ)コンソメを適量入れます。
3.好みで、塩、タバスコ、ソースを加え、味付けします。
4.軽くステアして出来あがり。
※ ブイヨンを使ったカクテルです。日曜・祭日が禁酒日になっているフィンランド
では、これをスープ皿に入れてスープとして出すレストランがあるそうです。
※ コンソメに関しては家庭用ということですのでインスタントで充分だと思います。
そのままだと油脂分が浮くので、キッチンペーパーなどで一度こしてから、
作っていただけば、澄んだカクテルになります。
※ このカクテルにレモンジュース15ml,トマトジュース適量を加えると「ブラッディ・
ブル」というカクテルになります。
いかがでしたでしょうか?さっぱりと、そして簡単に自分のこだわりを
反映できるこれらのカクテル。自分だけの好みの味、好みの銘柄の取り合わせ
を発見してみてはいかがでしょうか?