プレミアム　　　　
ヒアルロン酸

	ヒアルロン酸　注入術
	中高年の深く刻み込まれたシワでは、真皮内へ柔らかめのヒアルロン酸を注入することにより、シワを浅く目立たなくする方法が最適です。 　また、４０代前後からの頬のタルミの治療には、頬骨周囲に固めのヒアルロン酸を注入し、タルンだ組織を吊り上げる方法が、極めて有効です。
	なぜプレミアムなのか
	ヒアルロン酸は、もともと人間の体の中の関節内などに存在するものです。従って、初期に作られた医療用ヒアルロン酸は、膝を中心とする関節内注入物などとして使用されていました。そして、人体内注入物として極めて安全性が高いことから、１９９０年代からヨーロッパを中心として、コラーゲンに変わるシワ治療の注入剤として注目されるようになりました。 　初期のヒアルロン酸製剤には粘性や流動性などのバランスが悪く、注入時に重圧がかかるほか、組織内でツブツブを作り、仕上がりの外観や触感が悪いなど問題がありました。 　これに対してアラガン社が製造する『ジュビダーム』は、粒子のない高密度単一形状ヒアルロン酸構造で、粘性と形を保つ性質（架橋性）に優れているため、ツブツブ感がなく、均一で滑らかな仕上がりが得られるという利点があります。 　当院で用いるヒアルロン酸はこのアラガン社の『ジュビダーム』で、従来品に比べて極めて品質が高いため、私はプレミアムと呼ぶこととしたのです。
	何に効果があるのか？
	注入されたヒアルロン酸は徐々に減少していきますが、同時に周囲の水分を吸収しふくらむ変化も起きますので、ほぼ１０ヶ月以上同じ効果を保ちます。 そしてある時点から、すうっと元に戻りシワが再び目立つようになります。このため、約１年ごとに適量のヒアルロン酸を追加注入することにより、効果を持続させることができます。 　要するに「年に１回のお化粧」のようなものです。 特に中高年の肌に彫刻刀で刻まれたようなシワには、このヒアルロン酸治療が効果を上げます。 話題の新治療　ヒアルロン酸による骨格形成 　　ジュビダームには、比較的に粘性の高い、つまり硬めの製品があります。ジュビダームビスタ　ボリューマと言うものですが、これを鼻の骨膜上や軟骨膜上に注入することにより、手術によらずに鼻スジを形成することができます。この場合、注入したヒアルロン酸が吸収されても、一部が自己の線維組織に置き換わるため、完全にもとに戻ることがありません。当院症例では、１年に１度、３回の注入を受けたかたの場合、その後数年経ってもいい鼻スジを維持しています。 　　また、加齢による頬のタルミには、皮膚や線維組織のタルミだけではなくて、加齢による頬骨の痩せも関わっていることが最近わかってきました。ジュビダームビスタ　ボリューマをこの痩せた頬骨上に注入すると、驚くほど頬のタルミが矯正されます。３０代後半から５０代で、やや細オモテの女性のタルミに著効するようです。
	料金は？
	ジュビダームウルトラ　　　　　　　　（　１本　６万円、有効期間１年　） 　　　　　　　眉間のシワ　１本 　　　　　　　額の横皺　１本 　　　　　　　両側鼻唇溝およびマリオネットライン　２本 　　　ジュビダームウルトラ　　　　　　　　 （　１本　６万円、　　　有効期間１年　） 　　　ジュビダームビスタ　ボリューマ　 　（　１本　８万５千円、　有効期間２年　） 　　　　　　　鼻スジ形成　１本 　　　　　　　頬骨部注入によるタルミ取り　２本

2022/10/08