夏休みの最終日に某川の支流で強烈な突き上げアタックをくらい ふんぞり返って合わせ切れをかましてしまった。 雨が降り出しもう強制終了である。 痛すぎだ。 6xティペットと5xのノットでいかれた。 一番の理由はキャスト回数のオーバーストレス。 次は稚拙な合わせ。 で、次は使い慣れていないグラファイトロッド。 悔しまぎれにこのロッドは直ぐに売りさばいた。八つ当たりである。 で、九月に突入。 台風の迫る中、関東地方はどこも雨の予報。 しかしある遠隔地を調べると降雨がないではないか。 あと3週間でシーズン終了だしなあ。 仕事の量と疲労度について身体のささやきを聞きながら仕事場を でる。 こりゃ行けるな、、、。 で速攻シャワーを浴び、車に飛び乗り高速上の人になる。 SAで半チャンラーメンを掻き込み、ノンストップで現地に23:00到着。 気温19°。 |
車中泊は慣れて快適なんだけれど運転直後と遠足様の興奮で なかなか寝付けない。 朝5;00起床。 寒い、しかもまさかの雨である。 ネットで天気予報を見ると終日雨、アメミルでも周辺は真っ青である。 「はあぁぁ、終わったな、、ははは」。 こうなったら豪雨強制終了までやるしかないのである。 夏休みの合わせ切れポイントに行くと早速ヒット、イワナ。 眠そうなファイト。 8:00、オニギリとパンで朝食を摂る。 雨があがった。(天気予報が頻繁に外れるけれど予測不能な程、天候の異変は深刻) 昨日連絡したNさんと合流。開口一番、「キチガイ〜」、ははは('◇')ゞ。 本命流程を釣る。 Nさん、尺イワナを筆頭に数尾釣る。私はノーフィッシュ。 プールでライズ待ちするNさんと別れ上流に移動する。 荒々しい流れに#12のフライをトレースしてみると下から黄色い背中が浮上し フライをかすめた。超興奮してきた。 フライを#15のコーチマン改に替えて一投、同じ黄色のが咥えてくれた。 相当に強い。私は完全にいったと思ったが、寸足らずであった。 でも、いかつい良い秋ヤマメだ。 |
でもまあ、とりあえず釣れたし、これでなんとか帰れそうだ。やれやれ(^_^;) Nさんと昼飯。カップ麺。 残り時間2時間である。 Nさんに良いところがあると導かれる。 |
先ず、荒瀬を叩く。するとすぐにヒット。 綺麗なやはり九寸。 色白である。 |
上流に行くと浅いフラットが始まる。 瀬に落ち際の肩辺りから叩くと8寸、9寸が反応してくる。 空はいわゆる薄曇り。 なにか活性が上がっている雰囲気が滲みあがって来る。 |
底石が集中するあたり、最も気配が濃密な流れに期待を込めて 数投トレースすると、フライをしゃぶる様に出た。 流れに乘って下流に走る。追いかけて2度ランディングをしくじる。 その度「うわっ、しくじった〜」と呟きながらランディング。 午後3:00。 秋ヤマメ。 |
円は閉じました。 Nさん、釣りの神様、心から感謝申し上げます。 ありがとうございました。 タイムリミットの午後4:00、濃厚活性の流れをNさんに託し 故郷の山河を去るのであった。 |
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