最小遠征2023


夏休みの最終日に某川の支流で強烈な突き上げアタックをくらい
ふんぞり返って合わせ切れをかましてしまった。
雨が降り出しもう強制終了である。
痛すぎだ。
6xティペットと5xのノットでいかれた。
一番の理由はキャスト回数のオーバーストレス。
次は稚拙な合わせ。
で、次は使い慣れていないグラファイトロッド。
悔しまぎれにこのロッドは直ぐに売りさばいた。八つ当たりである。

で、九月に突入。
台風の迫る中、関東地方はどこも雨の予報。
しかしある遠隔地を調べると降雨がないではないか。
あと3週間でシーズン終了だしなあ。
仕事の量と疲労度について身体のささやきを聞きながら仕事場を
でる。
こりゃ行けるな、、、。
で速攻シャワーを浴び、車に飛び乗り高速上の人になる。

SAで半チャンラーメンを掻き込み、ノンストップで現地に23:00到着。
気温19°。
車中泊は慣れて快適なんだけれど運転直後と遠足様の興奮で
なかなか寝付けない。
朝5;00起床。
寒い、しかもまさかの雨である。
ネットで天気予報を見ると終日雨、アメミルでも周辺は真っ青である。
「はあぁぁ、終わったな、、ははは」。
こうなったら豪雨強制終了までやるしかないのである。

夏休みの合わせ切れポイントに行くと早速ヒット、イワナ。
眠そうなファイト。
8:00、オニギリとパンで朝食を摂る。
雨があがった。(天気予報が頻繁に外れるけれど予測不能な程、天候の異変は深刻)

昨日連絡したNさんと合流。開口一番、「キチガイ〜」、ははは('◇')ゞ


本命流程を釣る。
Nさん、尺イワナを筆頭に数尾釣る。私はノーフィッシュ。
プールでライズ待ちするNさんと別れ上流に移動する。

荒々しい流れに#12のフライをトレースしてみると下から黄色い背中が浮上し
フライをかすめた。超興奮してきた。
フライを#15のコーチマン改に替えて一投、同じ黄色のが咥えてくれた。
相当に強い。私は完全にいったと思ったが、寸足らずであった。
でも、いかつい良い秋ヤマメだ。
でもまあ、とりあえず釣れたし、これでなんとか帰れそうだ。やれやれ(^_^;)

Nさんと昼飯。カップ麺。
残り時間2時間である。
Nさんに良いところがあると導かれる。
先ず、荒瀬を叩く。するとすぐにヒット。
綺麗なやはり九寸。
色白である。
上流に行くと浅いフラットが始まる。
瀬に落ち際の肩辺りから叩くと8寸、9寸が反応してくる。
空はいわゆる薄曇り。
なにか活性が上がっている雰囲気が滲みあがって来る。

底石が集中するあたり、最も気配が濃密な流れに期待を込めて
数投トレースすると、フライをしゃぶる様に出た。
流れに乘って下流に走る。追いかけて2度ランディングをしくじる。
その度「うわっ、しくじった〜」と呟きながらランディング。
午後3:00。
秋ヤマメ。
円は閉じました。
Nさん、釣りの神様、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

タイムリミットの午後4:00、濃厚活性の流れをNさんに託し
故郷の山河を去るのであった。