休み初日プール、山岳渓流と様々移動する。 大型河川でダブルハンドでの釣りをするも当たりが一度のみ。これは時間を費やさないと 習得困難である。でもまあ釣果可能性のあるキャス練と考えれば良い時間である。 しかし初日から身体使い過ぎだ。 |
二日目も同様のスケジュールであったがイブのライズが強烈で本格的釣りモードに 突入してしまう。目に焼き付く目くるめく光景であった。ドルフィンライズ。 |
三日目、朝7時から川岸に立つ。 単発スプラッシュライズ。 早速友人が良型をゲット。流石である。 |
続いて私、良型をバラス。流石である。 更にスカムラインに単発で起こるモゾライズに対峙しゲット。 朝の強烈な陽光下でのファイトの展開は脳髄に染み込む。 アマゴ。 |
その後山岳渓流へ行き、護岸の上流にある絶好のYパターンで デカいのをバラス。 どうも上手く行かない。 夕刻5時にキーを車内に放り投げ着替えを済ませゲートを閉めたら ドアロックが掛かってしまった。 この車、相当に制御がされていてこうゆう場合ロックなどされないのだが 中途半端な閉まり方で負の誤作動をした模様。 幸いスマフォはポッケにあったのでJAFに連絡するが最もアクセスが困難な 場所と通告され到着まで2時間ほど掛かると言われる。 空には暗雲が立ち込め、林道の随所に”熊出没注意”の看板が設置されている。 夏とは言え、標高1000mをゆうに超える場所。近くに民家は無く、私はキャプリーン に速乾シャツ、タイツにサンダルの恰好。 |
雷がなり出した。 鳥が鳴く、ギャーギャー。 身体を隠すところが無く、、「熊さん、還暦を過ぎた爺さんの肉は硬くて不味いよ」と 呟きながら約3キロほどをトボトボ彷徨い廃屋を見つけた。 黴と農薬らしき香りの充満するスペースに非難する。 気温がどんどん下がってくる。携帯をみるとバッテリーがあと20%しかない。 ヤバイなあ。 食料は無い。 この場所が確実に把握できているのか心配で確認電話をする。 バッテリーがまた数パーセント低下。 二時間後、入電があり道を間違えたらしく迂回して行くので後2時間掛かると言われる。 二時間か、、時間つぶしにスマフォもみれないしなあ。 積極的に様々思索するがネタも付き、座禅をする。只管打坐。 午前0時、JAF到着。 「ドアノブ、90%の確率で壊れますがいいですか?」と手術前の承諾書を書かされる。 相当に寒く「すみません、作業の間、作業車で休ませてください」お願いする。 手こずっている。 かれこれ30分、「あっ!開きました!」と、驚いている。 直後、社に電話をいれ「こっちに向かっている00さんに開いたのでもう大丈夫と言ってください」 と話している。 いろいろな意味で、全くお寒いのであった。 愛しの愛車内に潜り込み、オヤツに買っておいた草餅大福をかぶりつく。 漆黒の県道を十分に注意しながらかつ非常食のナッツを齧り齧り、道の駅に着いたのは 草木も眠る丑三つ時、午前2時であった。 今回のハイライトだった。 なおドアノブは奇跡的に破壊から免れたのであった。 |