昨年ロッドを注文いたしまして、北の国からのカブトロッドさんのグラスロッド。 7f9iの5pで#3.4、オールコルク、フルエルグリップのが手元にやってきました。 昨年のオフに入ってからの入手なのでお気に入りの管釣りで大活躍して くれました。 10xティペットで50オーバーのサクラマスも難なくランディング出来、 こりゃあ良いわ!と喜んでおりました。 しかし、本年の解禁からどうもいけません。 そもそもライズに出会うことが叶わず、ニンフでやれどデカいのはバラしの 連続。 ホームのみならずGWの遠征でも29止まり。 有体に言ってしまえばロッド入魂が完了出来ずに3か月が過ぎてしまった 訳です。 29や28、九寸も大好きなんですが誤解を恐れず言ってしまえば30越えねば 区切りがつかぬと言うものがあるのです。 さらに恐れず言いまするに、解禁以来三月もの期間尺物に会えなかったことは この20年間無かったことです。 まわりではタフコンの中、着実に成果をだしている。 当方は寄る歳なみで機動力も落ち、感も鈍り、致し方ないなと 達観しておりました。 そんなわけで更新のモチベーションもダダ下がりでしたが、ついにエックスデイ がやって来たのです。 |
もはや無欲の境地に入っての釣行が続くある日、とあるプール。 おっ!ライズだ!。 デカいニジマスだ。 コレだけでかくて綺麗な奴なら勝負勝負(^^)/。 ティペット6Xをグーンと長くとって#14のHRFNを付け思い切り逆U字をかまし プレゼン。がっぽりバックり咥えたところを思い切り合わせフックセット。 推定70センチ(^^のレインボウは大暴れ。 約10分のファイトの後、ズルっとバレた。 6Xギリギリのテンションをかけ続けた為の肉切れである。 釣れたら綺麗で面白い写真が撮れたのになあ。 このバレには実は理由が有って、景気よくファイトを楽しんでいたらずっと下流の 方に、はかなげなでも存在感のある所謂良いライズを発見しそのライズを荒らさない ように強引に上流に引き上げたからで、つまり天秤に掛けた訳です。 その後その儚げライズを釣ってみると(ホ)レインボウでした。 差別する性根(欲得)に凹んだ次第でした。 別の日、例によってノンビリモードで着替えます。 あそこにアイツ、戻ってないよなあ、、と立ち寄る。 と、居た。 居たけどちょっと小さいな、 でも、まっいっか。 この間と同じようにエイやっと投げるとサッとスプークした。 あれっ?変だな。 ちょっと慎重にせねばならぬか? よくよく見ると本命です。 挙動も本命のそれ。ライズは水面上のものをパコンッとしっかりとした音をたてて のもの。 口がデカいということだ。 ティペットとフライを替えてロッドはもちろんカブトロッド79345。 定位しないソイツをじっと観察する。 射程内にシフトして来た。 対岸側のライズで頭を向け視線が外れた瞬間にプレゼン。 こちら側に振り向いたソイツは、スーッとフライに近ずき暫し見つめパコンっ、、。 フックセット! グニャグニャ、バコバコっ! 平打つファイトに鼓動が速く高くなる。アドレナリンが噴出している。 体に良くないな。 |
四苦八苦でランディング。 三カ月の様々が迫ってくる一尾でした。 アマゴ。 朝九時、例によって釣欲は失せ果て、その後はただ漂うだけ。 釣欲喪失度合いは一層増して来ている模様。 |
もう少し頑張って参ります。 ゆるゆると。 あ、ビルダーさんに報告しなくっちゃ(^_-)。 |