九月に入りました。 もう残すところ少し。 釣りのシーズンとしては5月と9月が個人的には一番好きです。 なんてったって気候が爽やかですからね。 ただ歩き回っていたって気分はアゲアゲです。 湿度が下がって空気が変わります。 爽やかだけれど寂寥感も漂う季節です。 |
水位も適度になり、どこで飛び出しても不思議ではありません。 しかし、こうゆうときに限って当たりが皆無。 そうゆうもんです。 午前中は上も下も丹念に探りましたが当たり無し。 入渓点に戻ってちらっと覗いたら魚が浮いてる。 おおお! 久しぶりです。 それようのシステムにチェンジです。 こうゆうの何度も経験しているんですが、落ち着いて慌てないで確実に丁寧に 行うのにはもの凄いエネルギーが要ります。 気がせいてよそ見しながらになってしまって抑制が大変ですね。 |
一番大事なのがアプローチ位置の確定。 ついで近接行動の静粛性。 さらにタックルのスタンバイ迄の気配消し。 そしてヒットからファイト、ランディングに至る流れの シュミレーション。 あとはタイミングを外さずキャストするのみです。 最も流れが素直でドリフトに有利なスポットでライズするであろう ヤマメの移動サイクルを観察し続けます。 そしてヤマメのライズの活性増加が感じられた時にプレゼン。 こうゆうライズ対峙は所謂一発勝負です。 ラインを上流に弧を描かせ、フライはスラックを孕ませ着水し、 ライズに向かい50cm、30cm、10cm、、、ヒット!ガボガボガボッ! 手元のラインを巻き取り、転ばぬように川に入水。 ローリングの後、左岸の深みに突っ込むヤマメを制しティペット限界にテンションを掛けます。 深みから持ち上げられたヤマメは一転、下流の瀬に突進。 ロッドを倒し顔の向きを変え直進させない。 もちろんこちらもヤマメに近ずきます。 ヤマメの顔が水面に持ち上がるように捌きながらランディング。 12:00。 |
ここんとこ鵜の影響なのか、なかなか昼間のライズに会えなかった。 本当に久しぶりのPヤマメです。 |
今日と言わず、今年はこれで十分な気分ですね。 後はさらにのんびりゆったり遊びたいと思った次第です。 |
あっち向いてホイカマキリ。 最終コーナーはどんな釣りができるか楽しみです。 |