2018GW ヤマメ里の釣り


御案内の通り、本年はホームリバーが酷いことになっていて
各方面から憤懣やるかたなしとのコメントが飛び交っております。
実際、当然の貧果であります。
ただの放水でなく排砂を目的にしているので川は壊滅的な打撃を受け
この20年で最低最悪の状況になっている。
本年中に解消し好転する可能性は相当低い。

いろいろ勘案すると致し方ないのだろうが、某会社の姿勢の問題は一時が万事と
言わざるを得ない。
これは人、会社の能力を超えた事業を企てた結果であり抜本的な改革が必要だ。
河川改修工事や新たな道路工事、交通機関インフラも何かしら抑制の視点が欠けている。
とにかく自然も体も人が弄るとろくなことが無い。
プンプンである。
しかし、嘆いていても釣りはするのである。
ホーム以外の釣り場も凡そにして不調で¥氏に愚痴をこぼしていたら面白い川があるから
と言われ、とる物もとりあえず駆けつけてみたらライズの嵐。

今年の初物は32センチのアマゴであった。
(写真の撮り方に注意)。
この釣り場は¥氏によりアリスと命名された。
続いての釣行は某湖に出陣したが湖畔にたつと強烈な風と低温で
コチコチの体に全く前進しないフライライン。
さらには突風に雪が混じりだし完全に心折れ、近くの某川に移動し
トボトボ歩いていたら良型ライズを発見しゲット!!
これまた訳あり(成魚ホウリュウ)のサカナだがまあまあ楽しめたのだった。
さてホームでは手を尽くして挑むのだがksでプレイブでこのサイズが
精一杯の状況。ネットフレーム(チンネツ)の内径は26センチ也。
やれやれ、、、。その他この川で書くべき事件は無い。

GWも行きがけの駄賃と立ち寄ったが、M氏、0氏と立ち話するに止まり
早々に飛騨に出発した。29日のことである。

翌日はいつもの岐阜南部にある有名河川に出向いたが水位が高く9寸ライズはあれど
流芯30ヤードは投げねばならず、すわっ!ダブルハンドかと思ったがバックがとれない。
スカジッド不能の私は打つ手が無く断念。

それではと宮川水系を探索するも大好きな川はこれまた河川工事で壊滅的な状況。
これでちょっとした台風が来るとまたぞろ壊れるのだ。
これを何年かおきにやっている。学習というものが無い。税金の無駄使い。
この無限サイクルを繰り返し貪る事が出来るような程度の仕事をしていると勘ぐってしまう。
やれやれ。
川は工事しても必ず壊れる。
コッチ(釣り人)は川を重箱の隅をつっつくほど、イヤって程観察している。
不毛なことだ。
結果、かけがいの無い自然が人が作り出せない物が餌食にされているように見えて
仕方が無い。
さて明日はもう一つの水系へ行こう。
その晩、道の駅にいる友人のUK氏よりメッセで同行のお誘いを受け俄然
楽しくなってきた。
朝オニギリをもって二人で入渓。
水況、ハッチ、ライズ良好で本当にパラダイスな釣りを楽しむことが出来た。
圧巻だったのは今まで釣ったどの虹鱒より美しいヤマメのようなシルエットと
顔をしたヤマメのような出方をしたレインボウに会えたこと。これで39センチある。
UKさん,、心より感謝いたします。
その翌日も同行を頂ける事になり晩電話で話しているとDGさんが道の駅に図らずも居て
間接的コンタクトで釣り談義に華が咲いたとのこと。

翌朝道に駅に到着すると、期待通りDGさんもおみえだった。
今日はご一緒にということでイザ釣り場へ。

昨日と違って曇天なれど活性が低いようだったが貴重なライズを釣らせていただき大満足。

終日釣り終え、カツ丼を食い、冷えた体で3人、露天風呂を満喫した。
良い二日間であった。

DKさんUKさん本当にありがとうございました。

その晩から大雨になり翌日は強制的休養日となった..が、、午後、ウエットがあるなあ。
ウエットなら釣れるかと近所の釣り場でチビニジで遊でしまう。

今のホームリバーに未練は無い。

こうなれば残り二日間も徹底的に飛騨に居よう。
動き回り釣り、食事、温泉、母と買い物、、、と遊び倒した。

最後の一尾はちょっとしたプールでの一尾。

冷えた体を温泉で急速加温し、一路東京へ!
今回相当にハードな遡上釣り、入渓脱渓もなかなかなものであった。
途中アキレス腱の腰が爆発しないかずっとヒヤヒヤしていたが楽しい時間が
加療してくれたようだ。

もう少し頑張りたいものだ。