そんなわけでGWです。 今年の飛騨の桜は東京と完全に一月のズレがありました。 山奥ではまだ蕾なんですよ。 まさに早春の風景でした。 |
それにしても枯れ山に突如表れるピンク色。 この唐突感、自然の意匠に戸惑うばかりです。 |
まだ寒い寒い景色の渓流に入ってみるとこんなアマゴが 飛び出してきました。これ9寸以上あります。 しかし錆びているし痩せている。 こうゆうのを釣ってしまうと晴れやかな気分にはなれませんね。 山は桜が散った後が入渓の目安でしょうか。 それでグーンと南下、標高も下げるべく移動します。 |
こーんなプールに到着。岸際の緑も元気いっぱいですね。 このプールではまだシラメ釣りまがいのライズがあります。 釣れるのもしっかりツマグロ。 |
その脇の、こんなよれで元気にライズしているのは小さいけれどパンパンのアマゴです。 釣るべき季節判定の重要性が身に染みるわけです。 |
とわいえ、お目当てのサカナには今年は会えずじまいでした。 故郷の街にもどり、眼に留まった景色は私の釣りの原風景。 この橋の直下に堰堤があって、その下にはテトラが並び絶好の ポイントが出来ていた。 白泡の中を釣ればウグイやニジマスが釣れ、やや下流の淀みからは アブラメ(アブラハヤ)が入れ食いで釣れた。 小学生のわたしらはこのサカナをドブラメと呼んで蔑んでいた。 淀み+入れ食いがそんな観念を持たせたんだと思うけれど、本当は ウグイなんかよりもずっと清冽な水を好む魚だ。 そんなことを知ったのも故郷を離れて釣りを始めだしてからだった。 ドブラメ君には気の毒なことをした。 |