幸運


泊まりで釣りは苦手なんですが、というよりあまりしないのでなんだか
疲れちゃうんです。
 でも、最近この定宿→常食、に慣れてきたら、ぐーんとリフレッシュ出来る様に
なって来ました。

で、先ずは夕方からスタートしてハンプバックのヤマメ。

夕食は、、この店の生ビールは、どうゆうわけだかメチャクチャ美味しいんですね。
久しぶりに、車の雑誌を買って、お店で読みながら食事の一時。
お行儀が悪くったって、なんだって、至極の時間だってこと、わかりますよねえ。
翌日は朝から秋晴れ、人はいません。
好きなところを気の赴くままに彷徨します。
行きたい所にいって、やりたい釣りをして、食べたくなったら好きなものを
好きなだけ。

疲れたら休む。

レインボウだと思って、気楽にやって、あっという間にヒットして、余裕こいてリールで
ファイトなんてやってたら、近ずいて見たら、、オワッ!!ヤマメ!!
あせってランディングを一回失敗して、落ち着いて掬おうとしたら、、ばれた!
ぐお〜!

この一瞬の差、、、ダメージでかいです。分りますよね〜;;)。

それでも滴のようなライズのをゲット出来て、まあ、こんなところでしょう。
なかなか、思うようになりません。


その次の釣行は、Nonさんとご一緒です。
久しぶりです。

相変わらずダンディーで、オシャレで、紳士的な立ち居振る舞いはさらに洗練されて
来ているように思います。

ゆっくり、穏やかな時間が経過していくのがまことに心地よい。

しか〜し、ライズ発見、こうなると熱くなるのはFFMの性。
ひとしきり遊んで、河原で坐り。お喋りしていると、、、、
「おお、なんですかあ、あれわあ〜。ヘッドアンドテールでしたねえ。」
レッドバンドのはっきりした幅広の魚体。

「あれはねえ、まずRBですねえ〜、分りませんけれど、、、まあ、派手なファイトで
釣りを仕上げましょうかねえ」
ということで、狙います。
ここで、少しだけ前回のRBからヤマメへとメタモルフォーゼの発現を目の当たりにした
記憶が甦り、ランディングまでは慎重にっ!と心に刻みます。

しかし、システムはやや頑丈系で挑みます。
あの筋に、一回リハで手前を流し、50センチ奥へ落としドリフト開始!
20センチ流れたところでフライが消沈!
ヒット!
良いサイズです。
ああ、やはりRBか!

流れに乗られ走りながらのファイト。
すると
Non氏:「ああ、ヤマメだ!!」
伴:「マジですかっ!」、、、、×#WK;+!!!!、、、、、。

幅広、ピンシャン、RBと見紛うばかりのレッドバンド付きの秋ヤマメ!!!
円は閉じました。
もう、言うことはありません。

釣りには満足度が、それぞれ自ずと違っていて
その人なりのヒエラルキーとでも言うのでしょうか、嬉しさ、幸せさの強弱が
在ります。
顛末、時間の流れの抑揚、シチュエーション、光、人、そして、やはり魚質。大きくても美しくないと、、、、
綺麗でもやはりそれなりに大きさが、、、、(これは賢さと係わると思っているのでしょうね)。
この一尾は忘れることの出来ない思い出になりました。

明日は休みなので泊まるのだと、そしてNonさんも一緒にと
「あそこの生ビールは、格別美味いんですよ〜、マッタリしましょ〜」
と悪魔の誘惑、絶望的な我儘に付き合ってくれて、もう、言うこと無しの夕食、食後の一杯、
途絶えることの無いお喋りは続来ました。

翌朝早くNonさんは帰途につき、本日は別の釣り仲間3人衆と会います。
会いますと言っても、現場ですれちがって「やあやあ、、JERGIREG@WEKKKSkojnfe」と言って
それぞれに釣りをするだけですが、お分かりのように気心の知れた人がそこに居るところでの
釣りは、不思議な安定感があります。

こちらは昨日の一尾があるので、もう完全におまけモード。
でも、得てして、そういう時は、、、、、
ということで本年新規の魚を発見してゲット
こうゆうもんです、釣りは。

夕食は皆で素敵なステーキ、アホなちゃちゃを入れながらの愉快な時間は
今宵も流れていくのでした。

Nonさん、Mちゃん、師匠、スコ氏、そしてヤマメちゃん、本当にありがとうございました。

あぁ、ホントにあと少しです。