リバラン


K氏の便りで、ライズの釣りをさせてもらった。

しかし、釣れない。
K氏:「このイケイケのライズ、釣れなかったら、引退だあ!ははは!」
伴: 「本当だよぉ、これで釣れなきゃ、引退宣言だあ、はははぁぁ、、」

考え得る、出来うることは全てした。
うううう、完敗です。
仲間達との昼食時。
伴:「これこれこうゆうライズがあったの、どうすりゃ釣れるの?どうしたら良いと思う?」
I氏:「え〜、どうすりゃあってぇ、、、、」

食後、どうしても、もう一度狙いたくって、答えが欲しくって、舞い戻った。
あの集中ライズは、もう終了している。
もし、この状況でライズしているヤツがいたら、可能性はある。

風で波立つ川面に一匹だけ、散発ライズをしている。
一発で出た。

この際、サイズは二の次。
ストマックが見たい!
ストマック内容物の写真、左よりに釣った#20のフライがみえますが、
捕食対象はそれよりズット小さい芥子粒のような、#30以下のメイフライ。

釣れないわけです。
佳境の時にこのサイズのフライでハッチマッチさせて、ドリフトして、
フッキングしてバレずに、ランデイングまで行く、それも大きなサイズのヤマメを。
WWWW、、、、、、、、相当にインポッシブルなことです。

あー、でもスッキリした!
これもFFの大きな楽しみなんですねー。
 さて、それから後はJBで、スレ山女と遊んだ。
M氏伝授の、忍法:目くらましの術で、フッキングまでいったけど、
こうゆうヤツって口を半開きなんでしょうねー。
やっぱり、バレた。ははは。


ちょっと大場所へ移動。
お、ライズ発見。
でも小さそうだなあ。
しかし、ポイントの近くまで行ってみよう!男なら!

ここは物凄くスプークしやすい所。
目先を変えて、アプローチを違えて、下流からそーっと覗いてみると、、

巻き返しを抱えた流れの筋、水面直下30センチほどにサカナの下半身
がヒラヒラ揺らいでいるのが見える。

おおお、いいサイズだ。
おっ、二まわり小さいのもいる。

2種のフライを試した後、攻略を一思案。

流れの筋に引かれるリーダーの時間を稼ぐためにテイペットをいつもより
一ヒロ長く付け足した。
これで3秒は長くドリフトが出来よう。

目一杯のスラックと若干のテイペットの塊を伴って、筋横の緩流帯へ
本命フライが着水。

フワフワ流れるフライの真下に、アイツはゆっくり浮上してきた。
一瞬、フライを見据えた後、しっかり咥えた。
ボコボコボコッ!

ここの直ぐ下流は落ち込みの爆流。
出来れば、そこへは落としたくない。
しかし、ヤツは落ち込み直前の対岸の巻き返しにフッキングしたまま
居座ってコッチに出てこない。

上流へ走ってくれればと願うけれど、気配がない。
対岸との間には太い流れがある。
この急流に入ればまず間違いなく落ち込みへ滑り込む。
万事休す。
このまま無理に時間をかけるのはダメ。
意を決し、ゆっくりとヤマメを落ち込みに誘導。南無三!!

爆流の中を揉まれるヤマメをおっかけ岩場を走る。
10m下のプールまで無我夢中で飛び移る。
白泡の中で見え隠れするヤマメが見える。


ファイト中、気配に気ずき、指笛を鳴らして応援してくれたk氏が
やって来てくれた。
二人で横たわるアマゴを愛でる。
嗚呼。



それから、そのままドイブに突入。
ヒゲのライズに私の投げるフライは全く反応なし、で、k氏にまかせると
これこの通り。
良い型です。うーむ、;;;習得すべき課題がまた一つ増えたわけで、、、。

シーズンも終盤、最終コーナー。
もう一頑張りですね。