号泣


4週連続の雨の週末だそうです。
この日は朝からずっと降り続け、一日中レインウエアを着用。

濡れると重いし、汗もかくので気持ち悪く、寒いんだか暑いんだか、、、。
結局、3セット着替えたりする訳です。

笹にごり、増水できびしく、かといってニンフが良い訳でもなく
グズグズと途方にくれ、某Pにいくと、「プチーン」とライズ発見!!

この状況では上出来の一尾が出てくれました。

こんな日はさっさと帰るにかぎりますね^^;
うってかわって今日はドPカン!!
少し暑くなるというけれど、風がとってもさわやか。
レインウエアの鬱陶しさが続いていたので、好天のありがたさ、
気持ちよさもヒトシオです。

あー、軽快だあ.
さあて、釣りましょう。
虎の子ライズなれど、やはりスレスレ^^;。

しょうがないので、ポトリと落としたHTをクイッとひっぱり沈没させて、流下とともに
ジワーっと沈下、、、、ヤマメの顔に近接近接、、、口に消えたフライをクイッと合わせると、
不意を衝かれ、ビックリしたヤマメは大暴れ、、、。ビユーン!!

この位の魚は若々しくフレッシュで「青春しているぞ」、というエネルギーが伝わってきて
大好きです。
Pカンで出会えれば、もう大満足。

しかし、その後はダメダメです。
とにかく虫ッ気がなくほとほと困ります。

あっちこっち動きます。
ハッと、息を呑むような美しさというのはこのような魚に凝縮されているように思います。
こういうのを見るといかなる人工デザインもかなわないなと、つくずく思うわけです。

養老孟司氏ではないけれど、虫一匹作れないのが人間の科学技術なんですからねえ。
人間は自然に身をおかないとと不遜になる。

こういった、はちきれんばかりの、輝く、グロリアスな容姿は
強烈なお天道様の陽の光のもとでないと拝むことも、感じることも、また出来ないのです。
この光というやつも、やはり人工では役不足なのであります。

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