2004年 検証報告
◇ Tiger (ID#TI03) ♂ × Pastel Jungle(ID#PJ05)♀
2004年 3月18日 最終脱皮
4月20日(32日後) 6卵産卵
7月17日 〜 18日 孵化
6卵全てが無事に孵化し、その内 2頭がパステルと云う結果でした。
比率はともかくとして、長らく育成に努めていた雌パステルの優勢遺伝を
証明できた事は、今後の展開に更なる期待が生まれます。
また、とても興味深い事に雄親側のTirer形質を持つベビーも出現しており、
模様変異に於ける新たな方向性が見出せるかにも注目です。
◆ 誕生しましたパステルとタイガーのベビー画像です、ご覧下さい。
◇Ghost Orange (ID#G00 ) ♂ × Ghost Orange (ID#HGお0 )
♀
2003年 4月24日 最終脱皮
5月29日(36日後) 9卵産卵
8月 6日 〜 8日 孵化
大切に育成に努めてきたかいあってか、Groupとしての最多産卵記録9卵を
得た今回の結果だった訳ですが、検証報告に於いてもとても喜ばしい
結果をお伝えできる内容となりました。
9卵 全てが無事に孵化した事に加え、その全てのベビーにゴーストの
因子が継承されていたのです。遺伝のメカニズムからすればテキスト通り
の結果なのかも知れませんが、9個の卵から次々とゴーストベビーが誕生する
様は言葉では伝えきれない程の感動の場面でありました。また、ホモ同士の
交配から生まれた子供達は誕生の瞬間から既に親をも凌ぐ鮮やかな色彩を
しており本当に壮観な光景でありました。
Ghost交配に於ける系統の重要性を唱え、その認識のもと、導入して来た
個体達だった訳ですが、Groupとして初めて試みたGhostのホモ同士での
交配にて今回の様な成果を得られた事はとても大きな実績と捉えています。
昨年の戻し交配によるGhost Greenの作出と併せ見ても、私が今まで進言
してきたGhost系統の楽しさ素晴らしさを改めて確信頂けた事と思っています。
◆ 誕生しましたゴースト・オレンジのベビー画像です、ご覧下さい。
◇ (ID# 01) ♂ × Granite (ID#GR01) ♀
2003年 5月27日 最終脱皮
7月 6日(40日後) 5卵産卵
9月14日 〜 16日 孵化
新規導入した模様変異個体とGraniteとの組み合わせと云う、模様変異に着目した
今回の交配だった訳ですが、残念ながら1世代目での顕著な模様変異個体の出現は
叶いませんでした。USの情報、ブリーダーのアドバイスに基づき、再度の検証、
劣勢遺伝としての検証として引き続きProjectとして進めて行きたいと思います。
◇Het Albino (ID#HAL0 ) ♂ × Dark Morph (ID#DM01)
♀
2003年 4月10日 最終脱皮
5月15日(36日後) 4卵産卵
7月 7日 〜 9日 孵化
Dark Morphが持つ黒化(暗化)と云う色彩変異・遺伝性に着目し、
行いました今回の戻し交配だった訳ですが、誕生した幼蛇全てに暗化の傾向が
見られる結果となりました。今後の暗化の進行を確認する事で、劣勢遺伝の
証明等にも繋がる事と期待をしています。その後の経過報告にご期待下さい。
◆誕生しましたダークのベビー画像です、ご覧下さい。
今回のProjectの結果は昨年に引き続き、Bp・Supply Groupとして本当に
うれしいニュースの連続でした。
既にUSにて検証を終えている内容とは云え、我々が自ら立てた計画により
優勢遺伝・劣勢遺伝の図式を証明出来たことは、とても大きな成果と
捉えています。今後も独自に進めています模様・色彩変異の検証と共に
更なる進化を生みだす「夢」に繋げて行きたいと思います。
レギウス
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