関東リーグ 第1戦 2004年5月22日 場所:千葉グランド
日本炭酸瓦斯 2 0 0 4 1 1 8
NSヤンキース 3 3 0 0 0 2 8
打順 守備 打者 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打数 安打 打点 得点 盗塁 失策 残塁
1
(中)
山脇 [7]
 死球 
 三失 
 左飛 
  
  
 三振 
3
0
0
2
2
0
0
2
(左)
橘 [15]
 左2 
 四球 
  
 三ゴ 
  
 二飛 
3
1
1
2
0
0
0
3
(一)
重田 [4]
 一安 
 三失 
  
 四球 
  
 四球 
2
1
0
3
1
0
1
4
(遊)
新井 [16]
 右安 
 一邪 
  
 三振 
  
 四球 
3
1
0
1
0
0
1
5
(捕)
永井 [8]
 死球 
 四球 
  
 左安 
  
 投失 
2
1
0
0
1
0
4
6
(三)
飯高 [11]
 三振 
 左安 
  
  
  
  
2
1
1
0
1
0
1
6
打三
木原 [6]
  
  
  
 三ゴ 
  
 中飛 
2
0
0
0
0
1
0
7
(二)
宮澤
 左犠 
 投飛 
  
  
  
  
1
0
1
0
0
0
0
7
池永
  
  
  
  
 投ゴ 
  
1
0
0
0
0
0
0
8
(右二)
下平
 三振 
  
 三ゴ 
  
  
  
2
0
0
0
0
1
0
8
久保野 [20]
  
  
  
  
 投ゴ 
  
1
0
0
0
0
0
0
9
(投)
馬場 [9]
  
 三振 
 左飛 
  
  
  
2
0
0
0
0
1
0
9
川元 [10]
  
  
  
  
 三ゴ 
  
1
0
0
0
0
0
0
25
5
3
8
5
3
7
投手 x/3 打者 打数 球数 被安 被本 犠打 犠飛 三振 四球 死球 失点 自責 勝敗
馬場
4
-
23
19
86
7
0
0
0
1
4
0
6
5
 ― 
川元
2
-
9
9
25
3
0
0
0
1
0
0
2
1
 ― 

日本炭酸瓦斯の記録
打順 守備 打者 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打数 安打 得点 残塁
1
 遊飛 
 四球 
  
 捕邪 
 三ゴ 
  
3
0
0
1
2
 中安 
 投失 
  
 中安 
  
 中安 
4
3
3
1
3
 右失 
 三邪 
  
 投安 
  
 三失 
4
1
1
0
4
 左2 
  
 中飛 
 三ゴ 
  
 三振 
4
1
1
0
5
 左安 
  
 三振 
 左安 
  
 遊飛 
4
2
0
1
6
 四球 
  
 四球 
  
 中安 
  
1
1
1
2
7
 捕飛 
  
 遊ゴ 
  
 二ゴ 
  
3
0
0
0
8
  
 左飛 
  
 四球 
 中安 
  
2
1
1
1
9
  
 一飛 
  
 中2 
 遊飛 
  
3
1
1
0
28
10
8
6
投手 x/3 打者 打数 被安 被本 犠打 犠飛 三振 四球 死球 失点 勝敗
6
-
33
25
5
0
0
1
5
5
2
8
 ― 

関東リーグ初戦。
当日松山から駆けつけた5番正捕手永井と初出場となる新人3人、堅守の浦上欠場で急遽サードを守ることとなった飯高の活躍に注目された。

先発は今期投手としての一人立ちを目指す馬場。初回に2失点したものの、2回にはレフト橘のポール際大飛球スーパーキャッチなど守備陣にも援護され、3回まで崩れることもなく好投。NSYは初回に連打と新人宮澤の犠牲フライ(初打席で打点!)で3得点、2回には飯高の適時打などで3点を追加し、一気に突き放しをはかった。

ところが4回表、疲れの見え始めた投手馬場が4本の長短打を浴び同点に追いつかれると試合はうって変わって緊迫した雰囲気に。

同点で迎えた4裏、四球と安打で二死2,3塁のチャンスとなると、焦った主将木原は前打席で飯高が適時打を放ったことも忘れ自ら代打を告げ打席に入るも 結果はボテボテの三ゴロで勝ち越しならず。

5回表からは川元が登板。先頭打者に中前へのアンラッキーなポテンヒットで出塁されると、一死から適時打を浴びついに勝ち越される。
さらに続く一死2塁のピンチは捕手永井の2塁走者への見事な牽制などで後続を断ち試合の流れを呼び寄せるも、5裏のNSYの攻撃は三者凡退。

6表、安打と失策でさらに1点追加され、6裏NSY最後の攻撃もあっという間に2死走者なし。
しかし、ここで相手投手は勝ちを意識したか、重田、新井に連続四球を与え、続く5番永井もカウント0-3。当然誰もが四球を予想したが、700kmの遥か彼方からヒーローになるべく参戦した永井にはそんな気持ちはさらさらなかった。4球目、投球が甘いと見るや外野フェンスめがけて強振。が、打球は永井の目線のはるか下、捕ゴロに限りなく近い投ゴ。。。しかし、ここで奇跡が起こる。一塁への送球が暴投となり、一気に同点。皆が神の力を見た瞬間だった。
続く主将木原はここでも試合を決められず、中飛に倒れ試合終了。

最後の幕切れが劇的な試合だったが、注目すべきは若手の活躍。 先発馬場が想像以上の好投。初めてサードを守った飯高も攻守で活躍。野球をやるのは初めてという新人3人も存在感を大いにアピールし、今後のチームの盛り上がりを期待させる試合だった。