つくば市春季大会 2部リーグ トーナメント1回戦 2004年4月18日 場所:豊里多目的グランド
NSヤンキース 0 0 0 1 4 0 5
大穂倶楽部 0 1 0 0 2 0 3
打順 守備 打者 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打数 安打 打点 得点 盗塁 失策 残塁
1
(中)
川元 [10]
 一飛 
  
 三振 
  
 死球 
 三振 
3
0
0
1
0
0
0
2
(捕)
重田 [4]
 左直 
  
  
 二飛 
 死球 
  
2
0
0
1
0
0
0
3
(三)
浦上 [26]
 三ゴ 
  
  
 三振 
 左3 
  
3
1
3
1
0
0
0
4
(遊)
新井 [16]
  
 三振 
  
 二失 
 四球 
  
2
0
0
1
1
1
1
5
(投)
木原 [6]
  
 二飛 
  
 中2 
 右飛 
  
3
1
1
0
0
0
1
6
(左)
稲石 [17]
  
 四球 
  
 投ゴ 
  
 四球 
1
0
0
0
2
0
2
7
(一)
荒井 [30]
  
 二ゴ 
  
  
 四球 
 三振 
2
0
0
0
0
0
0
8
(右)
仲山 [28]
  
  
 二ゴ 
  
 遊併 
  
2
0
0
0
0
0
0
8
橘 [15]
  
  
  
  
  
 右安 
1
1
0
0
1
0
1
9
(二)
神力 [19]
  
  
 二ゴ 
  
 四球 
 右飛 
2
0
0
1
1
0
0
21
3
4
5
5
1
5
投手 x/3 打者 打数 球数 被安 被本 犠打 犠飛 三振 四球 死球 暴投 ボーク 失点 自責 勝敗
木原
6
-
26
22
86
6
0
0
1
3
2
1
0
0
3
3
 ○ 

相手チームの記録
打順 守備 打者 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打数 安打 打点 得点 盗塁 残塁
1
 左安 
  
 左飛 
  
 左3 
  
3
2
1
1
0
0
2
 二飛 
  
 遊ゴ 
  
 左犠 
  
2
0
1
0
0
0
3
 捕邪 
  
 二ゴ 
  
 右安 
  
3
1
0
0
0
1
4
  
 右3 
  
 四球 
 中安 
  
2
2
0
1
0
2
5
  
 中安 
  
 捕邪 
  
 遊失 
3
1
1
0
1
2
6
  
 捕邪 
  
 一飛 
  
 遊飛 
3
0
0
0
0
0
7
  
 遊飛 
  
 二飛 
  
 三振 
3
0
0
0
0
0
8
  
 三振 
  
  
 三振 
 二飛 
3
0
0
0
0
0
9
  
  
 四球 
  
 死球 
  
0
0
0
1
0
0
22
6
3
3
1
5
投手 x/3 打者 打数 被安 被本 犠打 犠飛 三振 四球 死球 暴投 ボーク 失点 自責 勝敗
4
-
15
14
1
0
0
0
3
1
0
0
0
1
0
 ― 
2
-
13
7
2
0
0
0
2
4
2
1
0
4
4
 ● 

 リーグ再編の過渡期、負けたチームの来期3部降格が決まるという異例の開幕戦は、
少ないチャンスをものにしたNSYが会心の勝利で2回戦に駒を進めた。

 先発は4年連続開幕敗戦投手の木原。低めに球を集めるためサイドハンドに転向しての登板。

2裏、先頭の4番打者に甘く真中に入った球を右中間に痛打され、
続く5番に詰まりながらも中前に運ばれあっさり先制を許す。

 NSY打線は序盤、相手投手のほどよくばらついた投球と
高めにやたら広いストライクゾーンに翻弄され、なかなかチャンスを作れない。

 おされ気味のいやな雰囲気で試合が進む中、試合の流れを変えたのは4回二死無走者から。
4番新井がエラーで出塁するとここまで我慢の投球を続けていた5番木原が起死回生の中越え2塁打で同点。
その裏、先頭4番との勝負を避け無死1塁とするもなんとか無失点に抑え、
試合はこのまま両チームの我慢比べになるかと思われた。

ところが5回、相手が好投の先発投手を交代させると流れはいっきにNSYに傾く。

先頭の7番荒井が四球出塁後、8番仲山の痛烈な当たりは遊正面で併殺。
ベンチが肩を落とす中、集中力を切らさなかった9番神力が粘ったすえ四球を選んで出塁するとすかさず二盗。
動揺した相手投手が川元、重田に連続死球を与えて満塁となると、
この日3番に入った浦上がカウント2-1から走者一掃の左3塁打で大きく勝ち越し。
この後、浦上はWPで自らも生還。

その裏、死球と3本の長単打などで反撃されるも中堅川元の好返球などで2失点で抑え、
6回も無失点に抑えてやや時間を残しながら6回終了でゲームセット。

 相手の強力打線を最小失点に抑える一方、 2死無走者からすべての得点をたたき出すというまさに粘りの勝利だった。

 チームの開幕戦勝利は1999年以来で、2部昇格後としては初でした。