つくば市春季大会 3部リーグ 予選2 1999年 5月16日 場所:小貝川グランド
ジャーマンポテト 0 0 0 0 0 0 0
NSヤンキース 0 0 0 2 1 x 3
打順 守備 打者 第1打席 第2打席 第3打席 打数 安打 打点 得点 盗塁 失策
1
(右)
新田
 投ゴ 
 死球 
 投邪 
2
0
0
1
0
0
2
(左)
 二ゴ 
 二ゴ 
 投ゴ 
3
0
1
1
0
0
3
(三)
浦上
 四球 
 右安 
 右飛 
2
1
0
0
2
0
4
(遊)
新井
 右安 
 三振 
 一飛 
3
1
0
0
0
0
5
(中)
重田
 三振 
 右犠 
 中飛 
2
0
1
0
0
0
6
(二)
菊地
 三振 
 投飛 
  
2
0
0
0
0
0
7
(捕)
永井
 右直 
 四球 
  
1
0
0
1
2
0
8
(一)
宇都宮
 三振 
 三振 
  
2
0
0
0
0
0
9
(投)
稲石
 三振 
 四球 
  
1
0
0
0
0
0
0
川元
  
  
  
0
0
0
0
0
0
18
2
2
3
4
0
投手 x/3 打者 打数 球数 被安 被本 犠打 犠飛 三振 四球 死球 暴投 ボーク 失点 自責 勝敗
稲石
6
-
21
19
82
2
0
0
0
7
1
1
0
0
0
0
 ○ 

試合評(1999.5.19発行 The Yankees Times 第4号より)

『熱投稲石!!松坂を超えた!?』
     〜なんと、NSヤンキース決勝トーナメント進出!!〜
 
 心配された雨も上がった5月16日、小貝川野球場で行われたNSヤンキース対ジャーマンポテトの一戦は、緊迫する投手戦となった。NSヤンキースは、 2回にジャーマンポテトに初安打を許すも、2塁手菊池の落ち着いたプレーで走者を刺殺。菊池は4回にも1塁後方への難しいフライをキャッチするなど、堅実なプレイを見せ、大活躍した。
 0行進の続いた序盤を終えた4回の裏、初出場で1番打者を任された先頭の新田が死球で出塁。暴投、補逸で3塁に進み、橘のセカンドへの打球の間に生還、先制点を奪った。その後、盗塁と浦上のライト前ヒットで3 塁に進んだ橘を、重砲重田が犠牲フライで迎え入れ、この回2点。続く5回も四球で出た永井の超攻撃的な盗塁が、相手のけん制悪送球を誘い、追加点を上げた。守っても、6回にはセンター重田があわやという大きな当たりを背走キャッチするなどバックも堅実な守りを見せた。
 しかし、今回の注目すべきは投手稲石。愛する妻子の見守る中で披露した、ストレート、カーブを織り交ぜた見事な投球は、相手に最後まで的球を絞らせず、許したヒットはわずか2本、7三振を奪う見事な内容であった。奇しくもこの日は西武ドームでは あの松坂が復活登板。この日の稲石は松坂を彷彿させる三振ショーで相手ベンチをうならせた。
 終わってみれば、3-0の完封勝利。ジャーマンポテトのピッチャーは反則とも思える豪速球を持っていたが、キャッチャーミットが新品過ぎたのが敗因の一つといえよう。
「目標はつくば大会1勝。」そういっていた主将川元を初め、メンバー全員の顔にはまさかの完勝に笑みがこぼれた。決勝トーナメント一回戦は超強豪VIPブラック。経験者が豊富な、若いチームとくれば、苦戦はまぬがれない。しかし、この勢いなら何とか渡り合えそうな気がするのは私だけではないだろう。NSヤンキースの活躍を期待したい。

長髪審判談:ヤンキースのピッチャー、カーブがよかったなぁ。こうストンと来てっからよぉー。今度の相手かぁ、ありゃー強ぇーぞぉ。頑張りよぉー。【16日 RITE電 新田記者】