KLX250 Muffler
KLX 250SR用マフラー (Aug. 2014)

KLX300R(レーサー)用の純正マフラーが想像してたよりもずっと煩くて使えず、かと言って社外品のマフラーもどれも煩いのでKLXのマフラー交換はほとんど諦めていた。そんな2014年のある夏の日、某クションで新品未使用のKLX 250SR用マフラーを発見。さすがに規制前仕様とは言え、市販車の純正マフラーが耐えられないほど煩い訳は無いハズ。マフラー交換するなら250SR用の規制前マフラーしか無いと思ってたので、迷わず落札(^^)


写真上がKLX 250SR用純正マフラー(K308)で、下が排ガス規制適合後(2007年モデル)のKLX250用純正マフラー(K422)。KLX 250SR用のマフラーはエキゾーストパイプが一回り太く、見るからに抜けが良さそう。未使用品だけあってピッカピカ、届いた時はまだサイレンサーに青いビニールが巻かれていた。

マフラーエンドの比較↓。右がKLX 250用純正マフラーで、左が250SR用純正マフラー。250SR用のマフラーは出口径が一回り大きくて、違いは一目瞭然。


エキゾーストパイプも250SR用に交換。遮熱板の付いている上がKLX250のエキパイで、下が250SR用のエキパイ。250SR用のマフラーは接続部の径が太く、KLX250用のエキパイには取り付けできない。見た感じ違っているのはマフラーとの接続部の径のみで、パイプ径はどちらも同じように見える。


愛車に装着の図↓。ノーマル然としたアピアランスがステキ(当たり前、ノーマルなんだもの)、太くなった排気口は迫力満点(KLXオーナーでも分からんカモ、笑)。肝心の効果はというと、パワーアップが十分に体感できるレベル。規制後のマフラーに比べて250SRのマフラーは抜けが良いのが分かる。
正直低回転域に違いは感じられないんだけど、中回転からの吹け上がりが鋭くなった。アクセル開度に応じて力強さの増す芯のあるトルク感が気持ちいい。だけどイグナイター交換にくらべると、その絶対的な効果は小さいと思う。まぁ自然吸気エンジンなので、マフラー交換に大きな変化を期待する方が酷ってもんだけどね。


何といってもこのマフラーが素晴らしいのが消音性。さすがは市販車250SRの純正マフラーだけあって静かなんだけど、規制後マフラーに比べると音質も音圧もスポーティ。排気音は低音が増強されて後期型に比べると少し音圧もアップしてるんだけど、それでもどのサードパーティ製のマフラーよりも静かなのは間違いない。オフロード車はこのくらいが丁度いいね、俺にとってはまさに理想のマフラー(^^)


レーサー(250R)用のマフラーを付けたときはガスが薄い症状が見られたけど、今回はキャブレターセッティングを変更する必要はなさそう。これで吸気系、排気系、点火系と、完全に初期型KLX 250SR仕様になり、「闘う4スト」化は全て完了(^^)


KLX300R用マフラー (Nov. 2011)

KLXのマフラーを何に替えるか随分と悩んだ結果、KLX300R用の純正マフラーに決定。KLXのマフラーはサードパーティから色々とリリースされてるけど、煩いのが多くて欲しいと思えるモノが少ない。最後までヨシムラと300R用のカワサキ純正のマフラーで悩んでたんだけど、最終的には純正ならではの信頼性と大人しいアピアランスが決め手になった。

カワサキのウェブサイトでパーツナンバーを調べるとKLX300R用のマフラーは既に絶版で、代替品としてKLX250R用のパーツナンバーが出てきた。あと300R用の純正マフラーには消音用バッフルが付いてるようなんだけど、バッフルは欠品で手に入らない。バッフル無しで走ってる人も居るみたいだったので、KLX300R用のマフラーを使ってみることにした。
KLX300R用純正マフラー(写真下)

下の写真は出口径の比較。左がKLX250用の純正マフラーで、右が250R用の純正マフラー。見るからに抜けの良さそうな250R用のマフラーには消音バッフルを取り付けるためキャップボルトが備え付けられている。青いのは新品パーツに付いてくる保護フィルム。写真を撮り忘れたけど、エキパイも径の太い300R用に交換。
出口径の比較

取り付けてみるとこんな感じ↓。カワサキ純正品なだけの事はあってフィッティングはバッチリ、文字通りボルトオン。見た目は出口径が大きいこと以外、KLX250のノーマルマフラーと変わらないのが素敵。大口径の出口がたまらん、カッチョえぇ〜。これぞ羊の皮を被った狼、やっぱ250Rの純正マフラーにして正解(^^)


マフラー交換を終えてエンジンを始動してみてビックリ、超爆音なんですケド。腹にずっしりと響く重低音、250ccの単コロでこんなに大きな音がするとは。これってバカスクより近所迷惑のよーな... 消音バッフルを付けるとホントに音量は小さくなるんだろーか?(--)


気を取り直してとりあえず湾岸を流してみるも、個人的には耐えられないレベルの爆音。煩くて不快で乗ってて全然楽しくない。気になる性能なんだけど、ガスが薄い症状は少し感じたけど、セッティングはそれほど外している感じもしなかった。これだとキャブをセットしても思ってたほどのパワーアップはしなさそう。それを感じられた事が今回の最大の成果かな、マフラーはKLX250の純正が一番であることを認識して元に戻すことにした。

...やっぱ純正マフラーっていいわ、KLX250サイコーッ(^^)