KLX250 Intake Air Duct / Nov. 2007
次期KLX 250が2007東京モーターショーで発表された。燃料系がFI化された以外、動力系にはほとんど変わりが無い事が判明。エンジンも同形式だし、新型KLXに買い換える気にはちょっとならんかな。それぢゃぁということで、早速KLXをいじってみた。今回はエアインテークダクトの交換に挑戦。

↓ノーマルエアダクト。ノーマルエアダクトは細くて長い。これを見たときから、ストローで吸ってるようなイメージが俺の頭に焼き付いてしまっていた。
ノーマルエアダクト

高回転域では空気をたくさん吸いたいのに吸えず、まさにボトルネック状態。ならば太いダクトに換えてしまおうというのか今回のお題。 ...写真が露出オーバー気味なのはご愛嬌(^^)。

↓ノーマルと250R用のインテークダクトの比較。左が250R用で右がノーマル用。見ての通り250R用は太くて短く、見るからに吸気抵抗が低そうな形状。
エアインテークダクト比較

実はエアクリーナボックスの蓋を自作して、そこにホルソーで丸穴を開けてファンネルを付けようと妄想していた。そんな矢先、近所のパーツショップにレーサ用のダクトが置いているのを発見。結構効きそうな期待させる形状だったので試してみた次第。

↓250Rダクト装着の図。
KLX 250Rダクト

とりあえずキャブはそのまんまで走ってみると、意外と普通に走れて驚き。FTRに剥き出しのK&Nフィルタを付けた時はマトモに加速せんかったもんね。だけどダクト交換前に比べると、中・高回転域ではパンチがなく吹けも悪くなってる。トルク感が無くてストレスの溜まるフィーリング。

吸気抵抗が減って空気量が増え、空燃比が薄くなってパワーダウンした模様。たくさん空気を吸えていると言う事はたくさんのガソリンを燃やせる訳で、キャブのセッティングでパワーアップが期待できそう。

メインジェットを#130にしてみたところ、トルクフルになってイイ感じになった。だけど時々モタつく感じがして、レスポンスはびみょー。マフラーはノーマルだし、燃料が濃いのカモ?そこでメインジェットを#125に替えてみたところ、レスポンスはかなり改善された。ノーマルよりもトルキーでレスポンスのいいフィーリング、こりゃ面白いぞ(^^)

ホントはスロージェットも交換するつもりだったんだけど、スロージェットの形状が思ってたのと違ってた(涙)。ジェット類はFTRと同じだと信じてたのに、スロージェットは形状が違ってた。仕方ないのでメインジェットのみ交換し、スロージェットはノーマルのままにしておいた。

スロージェットの交換は来年かな...